今回のターゲット:新垣結衣 「『なりたい顔No. 1』、一般人が“ガッキーの顔”になるには、総額いくら? 」
回答者:美容整形外科『高須クリニック東京院』 平野正之医師
イム子:14歳のときにローティーン向けファッション誌のモデルとしてデビューしてから、もう20年も芸能界で活躍されている新垣結衣さんですが、ついに今年34歳になります。変わらずおキレイですが、昔と比べ、何かお顔で変わった点はありますか?
平野医師:年齢によるたるみなどのせいか、涙袋が膨らみ、二重幅が広がって、デビュー時に比べるとタレ目になった印象です。あとお痩せになったのでしょうか、鼻がかなりシャープになりましたね。
「口角」が上がるとモテ度もアップ
イム子:確かに、10代の雑誌モデル時代に比べると、ふんわり優しいお顔立ちになった気がします。そんな新垣さんのお顔は「男ウケ」も「女ウケ」もいいと言われていますが、その「美点」ポイントはズバリどこになりますか?
平野医師:口元ですね! 口角がキュッと上がっており、そこが品よく、可愛く、幸福感のある雰囲気に見せています。
イム子:口角! つい見逃してしまいがちな部分ですが、印象作りには影響があるんですね。
平野医師:そうです。目や鼻が同じでも、口角が上がっているか下がっているかだけでもだいぶ印象が変わりますよ! 治療としては「口角ボトックス」をすることで口角が上がりいつも笑顔に見え、それだけでモテ度は倍増すると思います。
イム子:“目が二重”とか“鼻が高い”じゃなくて、口角にこそ美女ポイントは隠されていたんですね。
平野医師:それに口角が上がっていると、若く見えるんです。
イム子:確かに、新垣さんはいつまでも若々しい印象があります。新垣さんがこの若々しい雰囲気をキープするなら、どのようなケアがおすすめですか?
平野医師:かなり痩せ型なので、このタイプは30代以降急にシワっぽくなったり顔の凹凸が目立ったりしやすい懸念があります。まずはスキンケアの大前提として、日焼け対策をきちんとすること。夏以外でも日焼け止めを塗るなど、常に気をつけていたいですね。あとはたるみ対策として定番のウルセラと、肌のターンオーバーを助けてくれるケミカルピーリングもいいでしょう。
イム子:ケミカルピーリングは確か、肌のザラつきやくすみにも効果があるんですよね。私も今後の定期ケアに加えたいと思っていました!
平野医師:ダウンタイムもほとんどないので、新垣さんのような人気女優さんにも評判のいい施術なんです。
イム子:そんな欠点ナシの新垣さんですが、もしお顔の中で弱点をあげるとしたら、どこになりますでしょうか?
平野医師:弱点ですか? 難しいですね。敢えてあげるなら、やや、歯ぐきが目立ちますね。ガミースマイル対策にはボトックス注射を打つのが手軽でオススメなんですが、1点だけ注意点があります!
イム子:それは何でしょうか?
平野医師:ボトックス注射は筋肉を弛緩させる効果があるため、打った量や箇所によっては鼻の下が伸びて見えることも。これは医師の知識や技量による差が大きいので、しっかりカウンセリングをして、安心できるクリニックで受けることが肝心です。
イム子:確かに、人中短縮がブームの今、鼻の下が長くなるのは避けたいですね。他にケアしたほうがいい箇所はありますか?
平野医師:まだあまり目立ちませんが、顎下にややお肉がつきやすそうなので、顎下のウルセラや脂肪溶解注射で定期ケアをするとよさそうです。
イム子:顎下にお肉があると、野暮ったい印象になるので気を付けたい部分ですね。では、ここで私のような普通の人間が新垣さんのお顔を目指すには、ズバリどのような施術が必要でしょうか。