【7位】アレルギー対応食アドバイザー
食物アレルギーに関する基本的な知識を持ち、アレルゲン食品を除去した献立作りや調理の専門家。3か月の講座を受講して試験に合格すれば取得できるので、比較的取りやすい資格。子育てや料理といった主婦経験も役立つ。
「近年は食物アレルギーに悩まされている子どもと親御さんが増加傾向にあります。この資格はアレルギー対応の子ども向け宅配弁当や料理教室での指導などでニーズがあり、困っているママたちをサポートできるようになります」(高村さん)
難易度:★
試験時期:講座を修了後いつでも受験可能
受験資格:日本能力開発推進協会が指定する認定教育機関などの講座を修了した人
【8位】ペットシッター
飼い主が留守の間に、ご飯やトイレ、散歩などの世話やしつけを行う。難易度が低く、講座を受講して試験に合格すれば取得できる。
「ペット関連市場は1兆円市場といわれています。ペットを飼っている高齢者は、急な入院や退院後の療養でペットの世話ができなくなることがあり、高齢者宅でのサービスが増えて需要が高まっています」(高村さん)
難易度:★
試験時期:講座修了後いつでも受験可能
受験資格:誰でも可能
【9位】ファイナンシャルプランナー(FP)
個人や家族の人生設計に基づいて、収支や資金計画に関するアドバイスをする。年金や保険、資産運用、相続といった暮らしとお金に関する知識を得られるので、自分自身の家計の見直しにも役立つ。
「3級からありますが、稼ぎたいなら2級から取得すべき。独立して成功するのはなかなか難しいですが、FPの勉強は自分の老後資産を増やすことにも役立つのでおすすめですよ」(高村さん)
難易度:★★★★(2級の場合)
試験時期:年3回
受験資格:日本FP協会認定のAFP認定研修の修了者、3級FP技能検定または厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者、FP業務の実務経験2年以上のいずれかに該当する人
【10位】MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)
マイクロソフト社の認定資格で、パソコン関係の人気資格。ワードでの文書作成、エクセルでの表計算、パワーポイントでの資料作成などの操作スキルの証明となる。
「在宅での仕事が可能。仕事のマッチングサイトに登録し、書類1枚いくらと自分で価格を設定して仕事を請けることができます」(高村さん)
難易度:★★★
試験時期:月1回
受験資格:誰でも可能
(取材・文/保田真代)