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ー 実母が「寂しい」とこぼしたワケ

 

《富澤さんイケボすぎる》

 4月10日にスタートした日曜劇場『マイファミリー』(TBS系)。初回視聴率は12・6%、第2話は0・2%アップの12・8%と好調をキープしている。

「考察する暇がないほどの急展開が連続するストーリーに加え、誘拐された娘を心配し涙する多部未華子さんの熱演などがヒットの理由。多部さんに負けない存在感を見せているのが、神奈川県警捜査一課の警視を演じるサンドウィッチマンの富澤たけしさんです」(テレビ誌編集者)

 放送前の2月中旬、富澤が俳優の顔になっている場面を週刊女性は目撃していた。

「市役所に『神奈川県警』の看板が掲げられていたのでのぞいたところ、富澤さんがいてビックリ。1Fのロビー周辺で10名以上のエキストラと一緒でした。夕方ごろから始まり、1時間ほど撮影していましたね。バラエティーに出ているときと打って変わって、凛々しい表情で怒鳴る演技をしていました」(ロケを目撃した住民)

 これまでもドラマや映画への出演経験はあるものの、重要な役どころを演じるのは今回が初めて。現場では慣れないこともあったようで、

「コンビで出演するラジオでは、リスナーからの“耳元で呟く『225(営利誘拐の隠語)』が格好よかったです”というメールには、“専門用語は難しい”と言いつつも、まんざらでもなさそうでした」(スポーツ紙記者)

 ドラマ出演のほか、4月からは『サンドウィッチマンのどうぶつ園 飼育員さんプレゼン合戦ZOO-1グランプリ』(TBS系)がスタートするなど、多忙を極める富澤。売れっ子の息子をどう思っているのか、宮城県に住む実母に話を聞いた。

実母が「寂しい」とこぼしたワケ

二宮和也が父親役に挑戦することでも話題の日曜劇場『マイファミリー』。平均視聴率は民放トップだった(公式HPより)
二宮和也が父親役に挑戦することでも話題の日曜劇場『マイファミリー』。平均視聴率は民放トップだった(公式HPより)

─日曜劇場は見ている?

「はい。でもコロナ禍もあり、しばらく会えていないんです。小さな子はすぐに大きくなるので、孫の顔も忘れてしまいそうです(笑)」

─富澤さんは好感度も高いですが、子育ての秘訣は?

悪いことをすれば怒ったりはしましたが、厳しく育てたわけではありません。子どものころは転勤で名古屋や新潟に住んでいたのですが、宮城に引っ越したばかりのときは“不便だから住みたくない”と言ってましたね」

─芸人になると告げられたときは反対した?

東京に行きたいと言ったときは反対しました。なかなか芽が出ず、何度も(宮城に)帰ろうか悩んでいましたしね。ただ、生きがいを見つけてちゃんとやっていけていますし、謙虚な気持ちで頑張ってほしいなと思います」

─現在の活躍は、親としてうれしいのでは?

お金がなかったころは心配でしたが、親を頼ってもらえるのはうれしかったです。私たちを頼らなくてもいいくらい成功したのはうれしくもあり、寂しくもありますね

 苦労人の活躍の裏には“マイファミリー”の支えがあったようだ。