「福山さん演じる湯川教授とパレードを見学するのは、原作の設定では殺害されてしまった女性の3歳年下の妹。しかしパレードシーンで福山さんと一緒に撮影していたのは、彼と同世代のベテラン女優。キャストを含めて、原作とは変わっている部分もありそうです」(芸能プロ関係者)
“異例”の撮影となった理由
9月16日に公開予定の同作。昨年4月には『女性自身』で、クランクインしていたことが報じられている。
「映画公開に合わせて、今秋フジテレビでスペシャルドラマの放送も決定しているんです。『女性自身』で報じられたロケの様子は、新木優子さんと撮影していたのでドラマ版のほうでしょう。新木さんの出演はスペシャルドラマのみで、新作映画では、第1シリーズでタッグを組んだ柴咲コウさんがヒロインに復活。北村一輝さんらおなじみのメンバーが出演します。ドラマ版は順調に撮影が進み、昨夏にはクランクアップしています」(フジテレビ関係者)
スペシャルドラマの撮影と並行して、映画版も同時期にクランクインしていた。
「ドラマも一緒に撮影していたので、通常の映画より撮影期間が長くなるのは当然ですが、それでも1年以上も撮影しているのは異例ですよ」(前出・芸能プロ関係者)
映画の場合、編集や宣伝の関係もあり、公開の半年以上前に撮影が終わっていることが一般的だ。4か月前まで撮影が行われていて、公開に間に合うのだろうか?
「実は映画版のほとんどを昨年の夏には撮り終えています。柴咲さんがTBS系で放送中のドラマ『インビジブル』の撮影に参加できているのは、そのためです。ただ、まん延防止等重点措置(以下、重点措置)の関係でメインとなる大人数を集めた撮影が難しく、重点措置が一時解除された昨年秋に再開させましたが、撮り終えることができなかった。メインのパレードシーンの撮影は、重点措置が再び解除される今春まで延期になってしまったんです」(映画配給会社関係者)