山田の発言が南を萎縮させてしまう
3月10日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、映画監督・榊英雄の性行為強要問題を取り上げて以降、セクハラやパワハラ告発が相次いでいる映画界。そんな中、山田が盗撮をネタにし、さらに「気持ちよかった」と発言したことには、多くの人が嫌悪感を抱いたようで、SNS上では、
≪今、こんなことを宣伝で言うんですか。正気ですか?≫
≪ボケでもなんでも言って良い事と悪い事の区別はつけなよ…公なんだぞ…≫
≪ネタというかそういうつもりだとしてもきしょすぎる……≫
といったコメントが多数見受けられる。
「昨年、東京オリンピック・パラリンピックの開催に際して、女性アスリートへの性的な意図を持った盗撮や画像の拡散が、社会問題として大きな注目を浴び、あらためて盗撮自体の悪質さも問題視されるようになりました。山田は何も考えずに、盗撮という言葉を使ったのでしょうが、さすがに非常識と言わざるを得ません」(スポーツ紙記者)
そんな山田も、南に対してセクハラやパワハラにあたる行為はしてはいけないと自戒しているようで、ウェブメディア「シネマトゥデイ」のインタビューでは、
「僕はもっと関係を深めて、一緒にゲームとかもしたいと思っていますが、まだ19歳の女優さんに、40歳手前のおじさんがあんまり近づかないほうがいいかなとも思っています」
と、冗談めかして発言していた。
「しかし、そもそもこういった発言自体が、若手である南を萎縮させてしまう可能性がある。山田は自身の発言が周囲に与える影響を、もっと真剣に考える必要があるのでは。Netflix配信ドラマ『全裸監督』の村西とおるや、ドラマ『闇金ウシジマくん』(MBS)の丑嶋馨など、数々の難役を演じ、“天才俳優”との呼び声も高い山田ですが、このままでは不用意な発言で身を滅ぼしかねません」(同・前)
SNS上では、山田への落胆の声が噴出しているが、果たして本人は、この事態を把握しているのだろうか――。