≪言い忘れたけど、「老害」という文字列を吐く時点で、その人はバカだと思っている。単なるエイジズムじゃん。頭悪すぎ(笑)≫
脳科学者の茂木健一郎が5月2日、Twitterで、自身のYouTube動画「生意気な若者はいいけど、意味のない生意気もあるよね」を紹介するとともに、「老害」という言葉を使う人を「バカ」とぶった斬った。
ゆたぼんを熱烈支持するも……
しかしつい先日、茂木が応援している“少年革命家”の不登校YouTuber・ゆたぼんが、ナイツ・塙宣之を「老害」と非難していたため、SNS上では「ゆたぼんはバカということ?」などとツッコミが続出。茂木はどういった釈明を行うのかと、耳目を集めることになった。
以前から「老害」という言葉に苦言を呈してきた茂木。2021年1月、自民党内で適応されている、衆院比例代表候補の「73歳定年制」の是非がSNS上で議論を呼んだ際には、「#自民の二大老害は政界を去れ」というハッシュタグに対し、
≪このハッシュタグ、ぼくは苦手です。政策の内容を具体的に批判するのならいいし大いにやったらいいけれども、「老害」というエイジズムに基づく言葉を平気で使っている時点で、即アウトです。こういうものが許容される日本のネット文化はおかしい。≫
とツイート。YouTubeにも「老害と安易に言う人の方がよっぽど『老害』」という動画を投稿し、「ご高齢の方をバカにしたりするってのは、どこから来てるんだと。そんな下品な風潮が蔓延するのはよくないんじゃないかな」と、持論を展開したのだった。
「今回、茂木は、『老害』という言葉への嫌悪感をあらわにするだけでなく、それを使う人を『バカ』『頭悪すぎ(笑)』と痛烈に批判。SNS上では、そんな茂木の意見に賛同する声も見られましたが、それ以上に注目を浴びたのは、ゆたぼんが『老害』という言葉を使っていたことでした。
というのも、茂木は以前から、不登校を貫くゆたぼんを熱烈に支持しており、YouTubeでは『学校行かなくちゃ学習ができないというせまい教育観とか、そうじゃないと常識が身に付かないっていう考え方が、時代遅れなんですよ』などと、ゆたぼんのアンチを一蹴することも。そんな茂木氏が、ゆたぼんの『老害』発言を知ったら、いったいどんな反応をするのかと、多くの人が興味をそそられたようです」(芸能ライター)