また、いしだは「牢屋」で、今回の逮捕に関して、「全部名前言っちゃうと、君の命が危なくなるから言わないけれども、まぁざっくり、大きな事務所と大きな事務所の抗争に、あんた巻き込まれたんだよ」という話を聞いたとも告白。加藤は、「怖すぎます」「しゃべりたくないです」と目を丸くし、「世の中(はこの真相を)知らなくない?」と訴えていた。
しかし、マスコミ関係者の間では、当時の逮捕状況に鑑みると、「いしだの話は、まるでつじつまが合わない」と指摘されているという。
所持金は「989円」
「いしだは、大阪のホテルで大麻所持により現行犯逮捕されたのですが、後日、家宅捜索の結果、LSDが見つかり、麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で再逮捕となりました。知らない人から大麻を渡されたというのなら、自宅で見つかったLSDはどう説明するつもりなのか。
そもそも、警視庁やマトリ(厚生労働省麻薬取締部)は、長期間にわたって対象者をマークしているといいますし、持ち帰った翌日に逮捕というのは、ちょっと考えられないのではないでしょうか。ちなみに当時、いしだは『大麻は自分のもので、東京方面で買った。以前から吸引していた』と供述したと報じられました」(週刊誌記者)
そんないしだだが、現在は、俳優業で再起を狙っており、5月14日に、東京・高円寺パンディットで行われたイベント『いしだ壱成×黒田勇樹「あの頃のドラマについて語る会」』では、芸能事務所と契約が間近であると報告しつつ、「月9で復活したい。名バイプレイヤーを目指したい」と目標を語っていたと、ニュースサイト「東スポWEB」が伝えている。
「そもそも、いしだが精神を病んでしまった大元は、芸能活動でした。『迷えるとんぼちゃん』でも、人気絶頂時、『なんでも自分のしたことがブームになる』ことが、『怖かった』『なんか違和感がすごくあって、自分がついていけなかった』と回顧していましたから。こうした発言を振り返ると、今また俳優業を本格化させた場合、またしてもメンタルに不調を抱えてしまわないかと、心配になります」(芸能プロダクション関係者)
また、5月15日深夜、いしだが行ったインスタグラム上での配信ライブでは、本人が「躁状態」であると明かしていたという。
「滞在中のホテルから生配信をしたいしだは、東京・下北沢で購入した花柄の帽子を披露したり、おすすめの担々麺を紹介したり、終始楽しそうに話をしていたのですが、所持金が989円しかないと漏らす場面も。
そんな中、ユーザーからの『躁状態?』という問いかけに対し、『躁状態なのよね、正直。薬でちょっと抑えるのもあれなんだけど、やっぱり』と話していただけに、今のいしだは本当に俳優活動ができる状態なのか。新しく契約するという事務所には、何よりもまず、いしだの体調管理を期待したいところですが……」(同・前)
5月から、自身のYouTubeチャンネルへの動画投稿をスタートさせたいしだ。『太陽にほえろ』(日本テレビ系)の名物キャラ・ジーパン刑事の殉職シーンを“演じてみた”という動画のコメント欄には、いしだの演技力を絶賛する声が続出しており、「俳優・いしだ壱成」を求める人は少なからずいることがうかがえる。その才能を存分に発揮できるよう、新事務所は万全の体制で、いしだをサポートしてほしいものだ。