《藤井組長編初主演です》
5月19日、横浜流星がインスタグラムに喜びの声をあげた。
「2023年公開の映画『ヴィレッジ』のことですね。“藤井組”というのは藤井道人監督の作品に携わるチームという意味で、5回目のタッグになります」(映画ライター)
横浜は、いま最も勢いのある若手俳優といっても過言ではない。
「今年は映画だけでも『嘘喰い』や『流浪の月』など4本が公開され、TBS系のドラマ『DCU』にも出演していました」(スポーツ紙記者)
今回、横浜とタッグを組む藤井監督は、硬派なテーマの映画を撮ることで知られる。
「『新聞記者』では政治の闇を扱い、『ヤクザと家族』では暴力団の現状に迫りました。今年3月に公開された『余命10年』は切ない恋を描いていて、新たな一面を見せています」(前出・映画ライター)
2人の出会いは、まだお互いが無名だった6年前にさかのぼる。
「2016年公開の映画『全員、片想い』の打ち上げで初めて会ったんです。短編のオムニバス映画で、藤井さんが監督した作品に横浜さんは出演しませんでしたが、打ち上げで意気投合したようです。2人ともまじめで、どちらかというと地味な性格が合っていたのかもしれません」(同・映画ライター)
「2人ってデキてるの?」
くしくも、あの世間を騒がせた映画が絆を深める後押しになった。
「2018年公開の『青の帰り道』は2人が初タッグを組んだ記念すべき作品でした。しかし、キャストの1人だった高畑裕太さんが引き起こした事件で撮影が中断。お蔵入りの可能性もささやかれました。ただ、作品や演技について語り合う時間は多く持てたようで、このころは頻繁にLINEをしたり、飲みに行ったりしていたようです。監督は“音楽の趣味なども合うし、一緒にいて居心地がいい”とも話していましたね」(芸能プロ関係者)
横浜は藤井監督の仕事に対する真摯な姿勢をリスペクトしていて、過去のウェブメディアのインタビューでも、
《藤井組はとにかく粘って“もう1回”と要求してくれるのですが、俳優としてはやっぱりうれしいし、心が動きます》と、絶賛していた。
コロナ禍以前は、藤井監督が属するクリエイティブ集団『BABEL LABEL』が年末になると忘年会を開催しており、横浜が顔を出すこともあった。
「飲みの場では、藤井監督の隣にいるのがだいたい流星くんなので、周囲からは“2人ってデキてるの(笑)?”なんて言われてました」(制作会社関係者)
『ヴィレッジ』では最高のコラボを見せてくれるはず!