【収納術2】立てることで適量管理&出しやすさを実現
部屋や収納スペース、目的に合わせて収納方法を変えているという森の家さん。中でも薄いものや細いものが多い場所に向いているのが、「立てる」収納。
「私は主にキッチンで活用しています。お皿や鍋、カトラリーなどを、立てることで取り出しやすく収納できます。
取り出しやすさはかなり重要で、パッと見はキレイに収まっていても、取り出しにくいと毎回ストレスを感じて、使わなくなってしまうことも。それでは収納を見直す意味がないですよね」
また、横や上から“中身が見える”のも大きなポイント。
「ものの数や種類を常に把握しておけるので、買いすぎやストック切れを防ぐことにもつながります。レトルト食品や作り置き、食器や洋服なども、この収納方法で常に量やバランスをチェックするように心がけています」
森の家さん愛用! 使えるアイテム
●木製ディッシュスタンド「下の皿を取るのに上の皿を持ち上げて……というプチ手間を解消。木製を選んで棚になじませることで、よりスッキリした印象に」110円/セリア
●伸縮ざるボウルフライパンスタンド「鍋と鍋ぶたはこちらに収納。仕切り位置を変えられるので倒れず、真上から全貌が見渡せるのも便利」1790円/ニトリ
【収納術3】浮かせることで掃除もラクに
見た目のスッキリ感や取り出しやすさに加え、衛生面にも配慮したいのが、キッチンや洗面台、バスルームなどの水まわり。ここで活躍するのが、「浮かせる」収納だ。
「忙しい日々を送っていると、水仕事をした後にきちんと拭いたり、乾くまで待っていられないことも。そんな場所では、水けがあるものを浮かせて収納しておけば、定位置に戻すだけで自然乾燥させることができ、カビやヌメリを予防できます」
マグネットやつるすタイプなど、浮かせる収納で、さらなるメリットが。
「元は何もなかった空中に掛けたり、壁面につるしたりすることで省スペースになり、出し入れもスムーズ。ものをどかす作業も省けるので、掃除がぐんとラクになります」
浮かせることのメリットはとても大きいのだ。
森の家さん愛用! 使えるアイテム
●サイドポケット収納(ベッド用)「わが家ではソファの側面にセットして、置き場に困っていたリモコン類を収納。リビングのテーブルやソファもスッキリ」330円/ダイソー
●浮かせるスポンジホルダー UK! UK! mini「ツメの部分にスポンジを引っ掛けて収納できるホルダー。水切れ抜群で省スペースにもなります」110円/セリア
●ピタッとせっけんホルダー「石けんに金属を埋め込むことで、ホルダーのマグネットにピタッ。設置面がなくなったことでヌメリが気にならなくなりました」110円/セリア