ステップ2 「引き寄せ行動」でお金に愛される人に!

 行動を起こさないと、お金は引き寄せられない。手元にあるお金を数値化し、お金を貯めるビジョンを持とう。自分が潤ったら人のためにお金を使い、さらなる金運アップを。

行動することで お金に愛される人に

 お金の目詰まりを解消したら、お金を引き寄せて循環させる「仕組み」を作ろう。

「なんとなくお金が貯まることはありません。ポイントは2つ。お金を数値化することと、ポジティブな気持ちをのせて循環させてください」

 財布の中身を出してみる、まずは1か月分の支出を書き出してみるのもおすすめ。

「どうすれば問題をクリアできるのかを考えて行動するようになります。行動を変えると必要な情報が集まり、手段も見えてきます」

「自分はお金が欲しい」と自覚することも大切。

「日本人にはお金の話は、はしたないという考えがまだあります。それではあなたが満足するお金は巡ってきません」

 プラスの気持ちをのせて「稼ぐ・払う・貯める」という循環を心がけていけば、おのずとお金に苦労することがなくなっていく。

【習慣2】
1日1回、財布を整理する

 財布は金運アップのキーアイテム。基本は長財布。毎晩、財布の中身を出して整理するのも、金運を引き寄せる方法のひとつ。残金やレシートから1日のお金の流れを把握できるだけでなく、いったん出して戻す行為がお金を循環させることになる。「ショップカードなどを入れておくと、お金の運気が下がるので別にしましょう。また、財布に入れるお金の上限を決めておくといいですよ」(あゆこさん)

【習慣3】 毎日の少額貯金で貯まる習慣を

イラスト/秋葉あきこ
イラスト/秋葉あきこ

「漠然と考えるだけではお金は引き寄せられない。何かアクションを起こす必要があります。財布を整理するときに、自分で金額を決めて500円玉や1000円札を貯金箱や封筒に貯めてみては。続けていくうちに、貯めグセが身につくようになります」。楽しみながら少しずつお金が増えて、達成感も味わえる。

【習慣4】 「おすそわけ」でお金を循環

イラスト/秋葉あきこ
イラスト/秋葉あきこ

 感謝やおわびの気持ちを感じたら、言葉をかけたり、おすそわけをするようにしよう。特に品物を添えると、相手に気持ちが伝わりやすい。「渡すものは、相手がお返しの心配をしなくてもいい、ペットボトルのお茶などでもいいです。必ず自分のお金で買ったものを渡しましょう」。見返りは求めないこと。おすそわけから仕事や人脈が増えて、お金の循環に結びつくことも。

【習慣5】
貯める目標は目につくところに

イラスト/秋葉あきこ
イラスト/秋葉あきこ

 目的意識があるとお金を循環させやすい。貯めたい人は「いつまでに」「なんのために」「いくら欲しい」のかを書き出そう。壁に貼ってもいいが、スマートフォンの待ち受け画面を利用すると便利。貯める目標を紙に書いて撮影したり、メモ機能などを使ってオリジナルの「壁紙」を作ってもいい。「画面を開くたびに必ず見るので、忘れずに目的意識を持ち続けられます」