「これまでと比べて“バラエティー寄り”だったと感じましたね。ロコ・ソラーレの結成秘話や地元ロケなど、これまでほかのメディアで取り上げられていたような内容で、既視感を覚えた視聴者も多かったのではないでしょうか。カーリングという競技そのものについて徹底的に深掘りするというよりは、メンバーのキャラクター性に焦点を当てていたような気がします」(かわむらさん)
『タモステ』の打ち切りはあるのか
テレビ朝日会長の早河洋氏の肝入り企画としてスタートした『タモリステーション』。局の6月期の広告収入が急失速し、会長から送付されたと報じられた“檄文メール”には、
《ショッピング番組の拡大や、ドラマスペシャルをはじめ高収入が見込める各種の特番、『タモリステーション』、『バラバラ大作戦』の舞台化、あるいはパッケージセールスなどのビジネス展開》
とあったように、相当な熱意をもっていることがわかる。今回の失敗を受けて“打ち切り”もありえるのだろうか。
「視聴率半減という結果になってしまいましたが、とはいえこれは3回目の放送です。番組としてはまだまだ試行錯誤の段階にあるのでしょうし、これまで視聴率がよかったので今回限りで終了とはならないでしょう。次回は何をテーマに据えるのか、どのような切り口で取り上げるのか、楽しみに見ていきたいと思います」(かわむらさん)
視聴率の低下も“そだね~”と受け流せるか。