差がつく家電アクション
エアコン以外の家電でも、節電につながるアクションはさまざまある。前述のように、冷蔵庫も高い電力量を占めるが、365日ずっと使い続けなくてはならないものなので、ある程度の電力量は仕方ない。近年はかなり改良が進んでおり、節電性能もアップ。
「冷蔵室は詰め込みすぎずに庫内の循環をよくする。冷凍室はなるべく詰め込んで冷却機能を高める。これに尽きますね。夏場は冷凍室で、隙間があれば水を凍らせておくこともおすすめです。急な停電時でも冷たいものがあると安心です」(和田さん)
ささやかでも節電効果のあるものはしっかり実行を。和田さんに以下のポイントを教えてもらった。
【7】「長時間」は保温する家電まめにオフ!
炊飯器や電気ポットなど長時間保温するような家電は、実は消費電力が意外と高い。炊飯して食事を終えたら、残りはすぐに小分けして保存しておこう。また電気ポットは使用せず、使うときに電気ケトルでお湯をわかすほうが、節電につながる。
【8】テレビはを明るさセンサーオンに
ここ10年ほどで格段に省エネ性能がよくなった液晶テレビ。「明るさセンサー」をオンにしておくと、周囲の照明に合わせて明るさを自動調整してくれるのでおすすめ。逆に「ダイナミックモード」などは、消費電力の観点からは使用を控えよう。
いまだにバックライトがLEDでないものを使っている場合は、買い替えると節電につながる可能性大。