ニュース番組はもちろん、情報・バラエティー番組のMCやナレーターなど、テレビ番組においてアナウンサーは欠かせない存在だ。
いま、人気のある男性“局アナ”は誰なのか。今回は、情報バラエティ番組での活躍も話題になることが多い民放4局、日本テレビ、TBS、テレビ朝日、フジテレビに所属するアナウンサーを対象にアンケートを実施。10代〜90代の男女2000人に回答してもらった。さっそく1位から結果を見ていく。
第1位:安住紳一郎(TBS)/674票
・1973年8月3日(49歳) 1997年入社
2000人からの回答のうち、なんと全体の1/4を上回る674票を集めて1位に輝いたのはTBSアナウンサーの安住紳一郎(49)だった。'97年にTBSに入社した安住アナは、早くから情報番組やバラエティー番組にも出演し人気を獲得。'21年10月からは朝の情報番組『THE TIME,』の月~木曜日MCに就任するなど、まさにTBSを代表する存在と言っていいだろう。
そんな彼には、様々な番組をこなす「バランスの良さ」を好きな理由に挙げる人が多い。
「アナウンサーとしての力量が高い。バラエティーもこなせる」(50代・男性)
「政治、社会問題などのニュースからバラエティー等、広い分野で柔軟に対応できるから」(70代・女性)
「バラエティーもニュースも何でもうまく伝えてくれているけれど、嫌みもなく分かりやすいように思うから」(40代・女性)
「売れっ子芸人並みのトーク術に、しっかりとした日本語等の知識を持っているから」(50代・男性)
バラエティー番組などで垣間見られる、人柄の良さに触れる声も。
「経験があるし、お茶の間で愛されるキャラクターだと思うから」(40代・女性)
「見るからに優しそうで人柄の良さがにじみでているから」(10代・女性)
「『ぴったんこカン・カン』などで自分のキャラクターを出している点に好感を持ったから」(20代・男性)
「昔からテレビによく出ていて温かみの感じる人間だと知っていて印象が良いから」(20代・男性)
第2位:藤井貴彦(日本テレビ)/204票
・1971年12月3日(50歳) 1994年入社
第2位となったのは、日本テレビの藤井貴彦(50)だ。今回のアンケートでは安住アナと藤井アナの2人のみが100票以上を獲得する結果に。広くその名が知れ渡っている男性アナウンサーの1人と言っていいだろう。
藤井アナは、夕方のニュース・報道番組『news every.』のメインキャスターを2010年以来長きにわたって担当。同番組での姿に好感を抱く声が多数見られた。
「『news every.』での進行が、とても落ち着いていて、安心して見ていられるから」(60代・女性)
「夕方のニュースの時は視聴者の目線に立って発言してくれる。ユーモアもあってノリが良い」(30代・女性)
「視聴者が正しくニュースを理解するように心配りができる。極めて偏りのないアナウンサー」(50代・女性)
自身の言葉で伝えるメッセージに共感を覚える人も多いようだ。
「人柄は温厚で優しそうだけど言うべきことはちゃんと発言する人だと思うからです」(60代・女性)
「視聴者に向けて発信されるメッセージが心を打つ」(30代・女性)
「優しく穏やかな語り口調が素晴らしい。誠実さと優しさが滲み出ているので」(50代・女性)
第3位:軽部真一(フジテレビ)/68票
・1962年10月8日(59歳) 1985年入社
第3位には、'85年にフジテレビに入社したベテランアナウンサーの軽部真一(59)がランクイン。軽部アナの代表番組といえば、何と言っても'94年からエンタメコーナーのキャスターを担当している『めざましテレビ』だろう。
「朝の『めざましテレビ』で、楽しくて好感度の高い人なので、毎朝楽しく見ています」(70代・男性)
「朝の顔だから」(40代・女性)
トレードマークの蝶ネクタイ、優しそうな笑顔……軽部アナのキャラクターに関するコメントが広い年代の視聴者から集まった。
「いつもニコニコしてるから」(70代・女性)
「蝶ネクタイが可愛い」(50代・女性)
「ほっこりする」(20代・女性)
「親近感を感じるからです」(50代・男性)