“素の春馬さん”を知ることができたFB
これはもはや回顧録でもなく、タイトルの『未来の雑談』でもなく、ただの“過去の暴露”に他ならないのではないか。この件についての春馬さんのファンたちの声は非常に辛辣だ。
《春馬くんが生きていても出版できますか? プライベートは誰でも晒してほしくない》
《本当、春馬くんでさえ、特定の女性の話をした事ないのに なぜ、ボイトレの先生が話さなきゃいけないの? 春馬くんが可哀想》
《本人の許可なく恋バナとか掲載してる本がトレンド...? 彼の尊厳、守られていますか?》
《完全プライベートなことをベラベラと誰でも読める本で暴露しちゃうのはちょっと………と思ってしまった。 それにファンとしては読んだらショック受けそうな内容》
《ボイトレ先生の暴露本なんかよりも春馬くんのキンキーブーツのDVDが見たい 暴露本は買わない人の方が多い ほとんどの春馬ファンは販売反対派 需要はキンキーの方が高い。優先順位間違えてる》
《勝手に出された春馬君は本の内容に否定も肯定も出来ない…暴露本だすなら春馬君が生きてる時、春馬君の了解を得て出してよ…卑怯だよ…先生…》
ファンのための1冊のはずなのに、望まないファンたちが非常に多い。出版すること自体、またその内容についてファンから批判が上がっていることについて、著者の斉藤さんに問い合わせると、校閲が終わっておらず、「内容に関係することを今の段階ではお話しすることができない」という回答だった。内容については、「グリーフワークのプロセスを忘れずに、気持ちがあたたかくなるような内容になるよう心がけて書いております」とのことだった。
『グリーフワーク』とは、人との離別(死別)による“悲嘆(グリーフ)”から立ち直るプロセスや作業のこと。
《春馬くんのボイトレの斉藤先生のFB(編集部注・Facebookの意)で素の春馬くんや未来に向けて自分を向上させることを楽しんで熱心に取り組んだ様子を知り あの日以来どれだけ救われたことか!》
上記のように、斉藤さんがFacebookにたびたび綴ってきた春馬さんの情報は、歓迎されることも多かっただけに悲しむファンが多いのは理解できる。
斉藤さんが言うように原稿は校閲段階で、最終的な“確定”はしていないため、ファンの声を受けて変更があるかもしれず、また予約段階でランキング1位のため出版を待ち望んでいるファンも多数いることは事実であろう。
2年前の悲嘆が癒えていないファンは多い。この1冊がさらなる悲嘆を招くことがないことを祈りたい。