Part2 お金のプロも実践! ポイ活FP 小沢さんの得するやりくり4

1. 電気料金値上げでポイントも厚い!

 電気代、ガス代の値上げで家計が苦しいからこそ、少しでもポイ活で取り戻したいところ。

「契約や支払い方法を見直せば負担を軽減できます。例えば、ガスと電気をセットで申し込める東京ガスは『パッチョポイント』という独自ポイントを発行していて、支払いのたびに貯めることができます。電気代、ガス代共に値上げされている昨今ですから、毎月結構貯まりますね。わが家はポイントで1万円ほどの炊飯土鍋をゲットしました」

2. 固定費もクレカ払いでポイント7倍に

「今、日用品や食料品などの買い物はもちろん、水道光熱費やスマホなどの通信費など毎月の固定費もすべてクレジットカード払いに設定しています」

 3年前、思い切って固定費などの引き落としをクレジットカード払いに移行。手続きは手間だったが、楽天ポイントだけ見ても、年間5千ポイントだったのが3万5千ポイントほど貯まるように。

「支払い方法を変えただけでポイントが7倍に! 1度手間をかければ、あとは勝手に貯まるからぜひやってほしいです」

3. ポイント使用時もお得な日を選ぶ

 貯めたポイントは家族でシェアして楽しんでいる小沢さん一家。国内旅行の宿泊先をポイント利用でアップグレードするなど、ポイ活でご褒美レジャーを叶えている。

「最近は、東急ポイントが1ポイントを2倍で使えるキャンペーンを利用して家族4人で横浜ベイホテル東急のディナービュッフェに。1人約7400円でしたが、キャンペーンのおかげで実質2人分のポイント利用でOK。約3万円分のビュッフェを堪能しました」

4. 自治体ポイントが破格の高還元!

 今、小沢さんが一番お得と注目しているのは“地域限定のポイントキャンペーン”。

「わが家では神奈川県が独自に行っている『かながわPay』を利用。家電量販店で洗濯乾燥機を買い、その還元ポイントでドライヤーを新調しました。最大20%還元の破格のキャンペーンなので、県外からわざわざ利用しにくる人も多いです」

 自治体独自のポイントだけでなく、PayPayやdポイントなどと連携して20~30%還元を行っている自治体もあるので要チェック!