不倫関係を認めるも謝罪で終わり

 二岡放出から4年後、【巨人原監督が元暴力団員に1億円払っていた!】として、女性問題絡みのスキャンダルを『週刊文春』に報じられたのが2012年6月のこと。

 すると原監督は《私はある女性と関係を持ちました》と、かつて不倫関係にあったこと、そして“仲介者”に現金を支払ったことを認めて書面で謝罪したのだった。

「お金を渡した相手は“反社会的勢力ではない”との認識を示した原さんですが、不倫に加えて“もみ消し”を図ったと思われても仕方がない行為。にもかかわらず、謝罪後もチームの指揮を取り続け、処分を受けることもなかった。

 じゃあ、二岡の放出は何だったの(苦笑)。おそらくは坂本も同様に、球団と事実関係を確認した上で書面等で謝罪して、騒動収束とするのかもしれませんね」(前出・スポーツジャーナリスト)

 ファイターズ移籍後の2014年に現役を引退、2016年シーズンから二軍打撃コーチとして巨人に戻ってきた二岡。2022年には二軍監督に就任し、将来の一軍監督候補の1人とも目されている。

 また原監督とともにチームを引っ張る、一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチの阿部慎之助もまた、現役時代の2014年にアイドルとの不倫トラブルが発覚するも全くのお咎めなしだった。

 球界の盟主・巨人軍の一員として、女性にも“紳士であれ”の精神をもってほしいものだが。