性加害トラブルを報じられた香川照之(56)が、降板ドミノの影響で籠城生活を送っている。
「第1報では3年前の出来事で、すでに被害者と和解していることから仕事への影響はありませんでした。しかし続報でパワハラ疑惑なども出てきたことで、ほぼすべてのCMと司会を務めるTBS系『THE TIME,』の司会、日曜劇場『アトムの童』から降板することに。マスコミの目を気にしてか、ひきこもり生活を送っているようです」(スポーツ紙記者)
思わぬ被害を被ってしまったのが、香川がプロデュースする昆虫モチーフのアパレルブランド『INSECT MARKET』だ。
「2018年にブランドを創設した際はインターネットのみでの販売でしたが、人気を受けて2020年に実店舗を東京・二子玉川にオープン。アニメ『インセクトランド』の関連グッズなどを扱っていることから、オープン当時は行列ができるほどの盛況ぶりだったのですが……」(ネットニュース編集者)
店舗には香川の写真パネルが展示されているほか、昆虫について熱弁する映像が流れているが、報道後はそれが逆効果になっているようだ。
「9月上旬の週末に店舗前を通ったら、周囲のお店は混雑しているのにお客さんが誰もいなくて。虫のイラストに反応した子どもが入ろうとしたのですが、イヤそうな顔をして止めている母親の姿も」(買い物をしていた女性)
フリマアプリでも同ブランドの商品が大量に出品される事態に。ブランドイメージの低下を懸念してか、9月8日には公式ホームページで、
《体制変更も検討中です》
と、香川の撤退も匂わせていた。そこで同社に今後について問い合わせるも、期日までに返答はなかった。
子ども向け商品にとって致命傷
芸能レポーターの川内天子さんは「イメージを回復させるのは難しい」と指摘する。
「子ども向けの商品はママが購入することが多いので、女性を蔑視するようなトラブルは致命傷です。今後は“香川照之”という名前を聞いただけで敬遠してしまうでしょう。イメージが大事なCMも同様。実入りのいいプロデュースやCMの仕事はしばらく見込めないと思います」
違約金も含めると5億円以上の収入減ともいわれている香川だが、俳優業の復帰はそう遠くなさそうだ。
「香川さんほどの実力と知名度があれば需要はあるので、舞台や映画のオファーは来年には届くのではないでしょうか」(川内さん)
復帰第1作は、歌舞伎への出演が本命だという。
「歌舞伎役者の女性トラブルは過去にもたくさんありましたし、影響はあまりなさそうです。ただ歌舞伎も演目がかなり先まで決まっているはずなので、そういった意味では歌舞伎での復帰も少し先になるでしょう」(川内さん)
今は“虫の息”となってしまっているが、その実力ではね返すことはできるか。