なりたてシンママ部門

慰謝料なんて頼らない自立する女で新境地

 誰もが羨むような大金持ちのパートナーを得て、子どもにも恵まれ、幸せな結婚生活を送っていたはずなのに、セレブ妻の座を捨てて離婚した3人のシンママたち。離婚しても、優雅に暮らせるわけは、たっぷり慰謝料をもらったからなのか。

シンママの筆頭・吉瀬美智子

 セレブ感が漂うシンママの筆頭は吉瀬美智子(47歳)。結婚生活11年目の2021年に離婚。元夫は表参道などで美容室やネイルサロンを展開するグループの代表取締役社長で、年商は30億円ともいわれる実業家。

 となると、結婚当時の生活を維持できるのかと心配になるが、吉瀬の場合、ドラマ1本の出演料が100万円と思われるので、2022年度はテレビ朝日系の金曜ナイトドラマ『NICE FLIGHT!』に出演して、800万~1000万円。さらに映画『七人の秘書THE MOVIE』に弁護士役で出演し、CMもあることから年収は1億円を超えるといわれている。夫に頼らなくても優雅に暮らせるはずだ。私生活をあまり匂わせなかった吉瀬も、最近は母としてのコメントが多く、シンママとしてしっかり稼いでいく意気込みを感じる。

TBS系『news23』のメインキャスター・小川彩佳アナ

 元セレブ妻の2人目は、TBS系『news23』のメインキャスターを務める小川彩佳アナ(37歳)。元夫は医療ベンチャーの前代表で資産は45億円とか。その夫には結婚前から関係が続いていた女性がいることが発覚し、小川は1歳間近の子どもを引き取り離婚した。

 小川のギャラは1本50万円かそれ以上だともいわれているが、週5回で250万円、ひと月にすると1000万円以上の稼ぎになる。不倫男を見限ったのは正解かも。

ハセキョーこと長谷川京子

 3人目はハセキョーこと女優の長谷川京子(44歳)。吉瀬美智子とは「ママ友」であり、シンママ同士でもある。長谷川の元夫はバンド『ポルノグラフィティ』のギタリストの新藤晴一で、新藤の浮気が原因で13年の結婚生活にピリオドを打った。2人の間には男の子と女の子がいる。

 長谷川の経済力を見てみると、モデル業と女優業、自身がプロデュースするランジェリーブランドも持っていて、そこにユーチューブなども加わるので、年数千万円はいくだろう。今年になって事務所とのマネジメント契約を終了したので、仕事量は多くなくても取り分は増えるはずだ。

セレブ妻に共通しているのは、夫に対する恨みつらみが漏れ聞こえてこないこと。文句を言うより、自分の生活を早く立て直す、つまり自分で稼ぐほうに考えをシフトすることが大事だとこの3人から学べますね