日本代表での長友は、後輩の面倒見がいいことでも有名。
「“自分が中村俊輔選手に飛び込んでいったみたいに、今度は自分が後輩にいろんなことを伝えたい”ということは常日ごろから言っています。だいたい試合の前後に連絡を取るのですが、今回のW杯でも“日本代表は僕が背中で引っ張る”と言っていましたよ」(同・井上さん)
頼もしい背中だが、本田からはこんな愛のある“イジり”も受けていた。
これでスプリント能力鍛えてたんちゃうかな
「本田選手がさまざまな質問に答える『ABEMA』の番組があるのですが、その中で《ゴール後、長友選手からの祝福をどう思う?》という質問がありました。長友選手はチームメイトが得点を決めた際に真っ先に駆け寄ることで有名で、本田選手は“これでスプリント能力鍛えてたんちゃうかな”“佑都が点とったんちゃうか、みたいな”とイジりを連発(笑)。これも彼なりの激励なのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
確かに長友は、今回のドイツ戦で日本代表の堂安(どうあん)律(りつ)選手が記念すべき初得点を挙げた際も、すぐに駆け寄って“特等席”ゲット。その姿がカメラにキャッチされている。
ただ、長友がすぐ祝福に向かったのも当然。この2人は“師弟関係”にあるという。
「日本代表では、長友さんがコンディション調整などについて若手に有益なアドバイスを送っていて、通称“長友塾”と呼ばれています。堂安選手はこの“塾生”で、'19年のアジア杯では試合前日に長友選手に“ゴール宣言”をして、有言実行の得点を決めて話題になりました」(同・スポーツ紙記者)
“師匠”のもとで活躍を見せている堂安には、本田とのこんなエピソードが。