スーパーの達人☆今野さん流正しいスーパーのまわり方

 いつも行くスーパー。ただ漫然とまわってはいないだろうか。プロの目の付けどころはちょっと違う!野菜コーナーを最後にする「逆まわり」だ。

カゴを持つ前に入り口のチラシをチェック

 入り口に張り出されているチラシは当日告知と呼ばれ、「今日のお買い得品」など広告には載らないえりすぐりの神コスパな商品たちが書かれている。うっかり素通りしてしまってはもったいない。カゴを持つ前にチラシをガン見!

特売コーナー

 最初に行くべきは食品売り場の“シマチン”と呼ばれる離れ小島のように独立して陳列されている棚。ここにはお買い得な品が集まっていることが多く、スーパーとしても早く売り切りたいものが多い。優先して購入を。

肉、魚売り場

 まずはメニューの要となる肉や魚を入手。献立が決まっていなければ、ここで必ず決めること。野菜の“なんとなく買い”を防止できる。

日配品売り場

「ここに立ち寄るのは必要なときだけ」。牛乳、豆腐、パンなど毎日食べる日配品は特売の日にまとめ買いするのがおすすめ。スーパーに行く前に冷蔵庫を必ず確認して、“ダブリ買い”がないように注意を。

野菜売り場

 人は色鮮やかなものが目に入ると興奮して購買意欲が上がるため、カラフルな野菜売り場はスーパーの入り口近くに設置されている。そのため、最初に近づくと“うっかり買い”してスーパーの策略にドはまりしてしまう。肉や魚、日配品を入手してから予算の残りで買うクセを。

教えてくれたのは……今野 保さん●全国のスーパーマーケットを年間1000店舗以上訪問している、ショッピングアドバイザー。生活者の立場に立った店舗運営を提案する一方、安く賢く買い物をする知恵を発信している。