「なんたって駐車場は5台分。自宅1階のシャッターを開放し、仲間とグリル台を囲んで酒を飲んでいた。三浦容疑者はシャキシャキ動き回るなど元気いっぱい。バーベキューは日没後まで続くこともあり、いつ終わるんだろうと不安だった。茶髪だし愛想もないから保育士とは思いもしなかった」(近所の男性)

三浦沙知容疑者(2011年ごろ、SNSより)
三浦沙知容疑者(2011年ごろ、SNSより)
【写真】“ギャル”時代の三浦容疑者

 地元の小中学・高校を経て県内の大学で保育士資格を取得。ソフトボール部で活躍したスポーツウーマンは、EXILEの関口メンディーのファンという“ギャル”だった。

「若気の至りというよりも、そう振る舞うのが好きだった印象がある」(知人男性)

 逮捕容疑は女児の顔を強く押す暴行。

泣いている園児をスマホで撮影

「ほかにもロッカーに入って泣いている園児の姿をスマホで撮影して笑っていたとも。小松容疑者に次ぐ多数の不適切保育に関わった疑いが持たれている」(前出の記者)

 その小松容疑者は臨時職員として勤務し、裾野市内の一戸建てに約10年前から夫、子ども2人と住んでいた。

「やさしい先生だった」と事件に涙する園児もいる。近所の主婦はこう語る。

「きちんと挨拶をするし、地域の清掃も必ず参加するし、班長も立派に務めたかたです。園の関係者が内部告発したと聞いたとき、告発者は小松さんだろうと思ったぐらい」

 そんな規律正しい人物がなぜ虐待に走ったのか尋ねると、

「……魔が差したんじゃないでしょうか」(同・主婦)

 逮捕容疑は男児の宙吊り。私生活とのギャップは大きい。