芸能芸能事務所アミューズとの関係性

 気になる演出を担当するのは、Perfumeなどのライブ演出を手がける演出振付家のMIKIKOだ。

『プロローグ』千秋楽で羽生さんは、お世話になった関係者のひとつとして大手芸能事務所・アミューズの名前をあげました。彼女とのつながりも、アミューズによるものなのではないでしょうか」(スポーツライター)

 では、今後は個人事務所のteam Siriusではなく、アミューズ所属になるのだろうか。実際、これまでに所属タレントたちは幾度となくラブコールを送っている。

三浦春馬さんは、'18年の雑誌の取材でその年のMVPに羽生さんを選び、仙台で行われた冬季五輪2連覇のパレードにも行きたがっていました。当時アミューズに所属していた佐藤健さんも、羽生さんに“死ぬまでに会いたい”と'16年に話し、別のインタビューでは、“アミューズに入りませんか?”と勧誘したことも(笑)」(芸能記者)

 羽生の所属についてアミューズに聞くと、

演出を担当するMIKIKO先生とともに『プロローグ』の制作の一部に関わらせていただいていることから、羽生さんが弊社に関して言及してくださっておりますが、羽生さんとの所属契約等はありません

 との回答だった。これからも孤高を貫くみたいだけど、所属タレントたちはゆづを心待ちにしているかも!?

折山淑美 '90年代初頭からフィギュアスケートを取材し、'10年代からは羽生結弦を丹念に追っている。'21年には羽生との共著『羽生結弦 未来をつくる』(集英社)を出版