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ー 「42年やってんすよ。芸能界」
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ー 長続きするか疑問の声

 

 お笑いタレント・山田邦子が漫才コンクール『M-1グランプリ2022』(テレビ朝日系、12月18日放送)の審査員を務めると発表された。

 今年で18回目の開催となった『M-1』。決勝では真空ジェシカ、ダイヤモンド、ヨネダ2000、男性ブランコ、さや香、ウエストランド、キュウ、カベポスター、ロングコートダディの9組と、当日の敗者復活戦で選ばれる1組、計10組が頂点を競い合う。

「42年やってんすよ。芸能界」

 審査員のダウンタウン・松本人志、中川家・礼二、落語家の立川志らく、ナイツ・塙宣之、サンドウィッチマン・富澤たけしは前回大会から続投。この5人に加え、2017年以来の復帰となる博多華丸・大吉の博多大吉、そして初参加の山田という顔ぶれで審査を行う運びとなった。

「昨年の大会でオール阪神・巨人のオール巨人師匠と、かつて海原千里・万里のコンビで漫才をしていた上沼恵美子さんが審査員を勇退。それぞれの代わりに大吉さん、山田さんが起用された形です」(スポーツ紙記者)

 山田といえば、かつて『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)や『いきなり!フライデーナイト』(同)、『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』(同)などで活躍した経歴の持ち主だが、近年のテレビ露出は少ない。

 そのため、12月11日に『M-1』審査員選出が発表された際、困惑するネットユーザーも多かった模様。そのほか、「昔すごい人気だったのは知っているけど、M-1の審査員となると違うような気がする」と否定的な書き込みもみられた。

 一方、山田は同日に自身のチャンネルを更新し、改めて『M-1』審査員を務めると報告。若い世代の「誰?」という反応も目にしたようだが、「あのね、オバちゃんですけど、42年やってんすよ。芸能界」と主張した。また、芸能界では“ピン”でやってきたものの、学生時代には漫才コンビを組んでいたことも説明。上沼の後任となることには恐縮しつつ、「私の審査の基準は、その日、一番面白かった組」と述べた。

 そんな山田だが、数年前には自身も賞レースに出場者側で参加しようとしていた。