裁判資料によると、Aさん側の主張を“単なる臆測に過ぎない”と完全否定する熊田側に対して、Aさん側はこう言及している。
《被告曜子はハートマークが自身の健康管理を記録するために“出血があった日”という意味で記したものであると主張するが、仮にそうであれば原告にその日を指摘されたことで手が震えるほど動揺する理由がない》
Aさん側は続けてハートマークの数についても言及している。
《手帳の記録によれば3月には3度、4月には16日までに2度も出血(おそらくこの中には不正出血も含まれると考えられる)がありながら、そのことを原告に相談した事実も婦人科にかかった事実も存在しない。明らかな虚偽である》
どうやらカレンダーに書かれているハートマークについて、自身の出血があった日を記録したものだと熊田側は主張しているようだ。
「普通に考えれば、手帳にハートマークを書く日というのは、好きな人との大事な日といった、少なくともポジティブな意味合いで使われますよね。不正出血という体調の異変が疑われる場合にまで使うのは違和感があります」(同・Aさんの知人)
手帳に書かれている当時の熊田は、仕事に行く様子をSNSに定期的にあげるなど病気のようなそぶりは見受けられなかった。
不貞の核心に迫る証拠も提出済み
「なにより、手帳のハートマークと一緒に、Bさんの名字の頭文字の漢字が書かれていたりするものもあったらしく、これでも不倫関係はないというのは苦しい言い訳のように思えます。また、Bさんの苗字はかなり珍しく、全国に50人もいないそうです。頭文字の漢字1文字でも一般的な苗字とは違うので目立ちますので、熊田さんがその文字を裁判でどう説明するのか気になりますね」(同・Aさんの知人)
Aさんの追及はこれだけにとどまらないようだ。
「裁判には、まだ公開されていない別の音声データやBさんの職場関係者からの情報提供など、より2人の不貞の核心に迫る証拠も提出されているそうです。騒動から1年半以上たちましたが、決着がつくのは時間の問題なのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)
Aさん側は、裁判記録の中で一連の主張をこのように締めくくっている。
《被告曜子はこれらの事について一切、合理的な説明を行えていないのであって、同人の不貞は客観的に明らかであるというほかない》
彼女はこの言葉をどう受け止めているのだろうか。