上位争いの有力は創価、順天堂、國學院
2校に絡む上位争いには創価大、順天堂大、國學院大を挙げる。
「創価は葛西潤選手(4年)がいい。全日本の2区で新記録を出した走りには驚愕しました。前々回の箱根で2位になって以来、チームに安定した成績を残せる地力がついた気がします」
前回2位の順天堂大は、
「オリンピアンの三浦龍司選手(3年)がポイントでしょう。過去の箱根では、チームのためにプレッシャーのかかる区間を任され、踏ん張ってきた印象があります。ゲームチェンジャー的に区間賞を取るような快走ができれば、チームは波に乗っていきそうです」
國學院大は出雲、全日本ともに2位と好成績。
「中西大翔選手(4年)や平林清澄選手(2年)ら実力のある選手がそろっています。ルーキーの青木瑠郁選手(1年)は全日本5区で区間賞。期待できます」
その他のチームで気になるのは、
「前回5位の東京国際大は、イェゴン・ヴィンセント選手(4年)。出雲、全日本はケガで不出場でしたが、前々回は2区で区間新を出しています。万全の状態なら怖い存在。
前回1区で飛び出しを見せた中央大の吉居大和選手(3年)は、弟・駿恭選手(1年)も入部。“イケメン兄弟”です」