山崎先生のある日の食事メニュー
1日にとる糖質は約40gまでに制限。コンビニには低糖質食品が多く、先生はよく利用しているそう。口寂しいときは、低糖質高タンパクのナッツ類をつまむ。
朝
・温泉卵3個(ファミリーマート)
・マヨネーズをたっぷりかけたイワシの水煮1缶
イワシの水煮缶にはEPAがたっぷりと含まれているので目標の4gに近づける。マヨネーズは低糖質なのでたっぷりかけてOK。
昼
・ブランパン2個入り(ローソン)
・卵サラダ(以下すべてセブン-イレブン)
・ナナチキ(揚げ鶏)
・カマンベールチーズ6P
・大豆プロテインバー
・セブンプレミアム ゼロサイダートリプル乳酸菌
パンを半分に割り卵サラダを入れ、ひとつにはナナチキを、もうひとつにはチーズ2個をはさんでサンドイッチにして。ナナチキの衣は糖質が高いので取りはずす。食後はバナナ味のプロテインバーをスイーツがわりに。これで糖質はトータル15gほど。
夜
・ぽろぽろ豆腐チャーハン
・MCTオイル入り紅茶
・クエン酸水
白米ではなく豆腐一丁を崩しながらフライパンで炒めるチャーハンは、奥様の手料理。糖質制限ケトン食はレシピ本も多く出ているので、それらを参考に調理してもらうそう。
話してくれたのは……山崎章郎先生●(やまざき・ふみお)1947年、福島県出身。聖ヨハネ会桜町病院ホスピス科部長、在宅診療専門のケアタウン小平クリニック院長などを歴任。認定NPO法人コミュニティケアリンク東京・理事長。『ステージ4の緩和ケア医が実践する がんを悪化させない試み』(新潮選書)など著書多数。
(取材・文/樫野早苗)