モデルで実業家のMALIA.ドバイ移住の決め手は
一方、自ら進んでドバイへの移住を決め、昨年の8月に引っ越したのが、モデルで実業家としても活躍するMALIA.さん(39)。
「まもなく40歳になるので、その節目で海外への移住を考えていたんです。ここ2年くらい、ドバイだけじゃなくいくつかの国を検討していました」
決め手はなんだったのだろう。
「いちばん上の長男はすでに20歳を過ぎていて、その下の2人は留学中で私の手を離れているんですね。一番下が4歳で、母1人子1人の生活になるのでシングルでも安心して住めるところが絶対条件でした」(MALIA.さん、以下同)
ドバイの治安はよかった?
「すごく安全です! いたるところに信じられないくらいの数の防犯カメラがあって、とにかく安全!
日本はタクシーに携帯や財布を置き忘れると戻ってくる安全な国ですよね。ドバイでもカフェでテーブルに携帯を置いてトイレに行っても盗まれないし、もしかしたら日本よりも安全なんじゃないかって感じています」
そして、2つ目の決め手は教育水準の高さだった。
「アメリカ系やイギリス系、スイス、ドイツ、フランスといろいろなインターナショナルスクールがあって選択肢が多く、カリキュラムも豊富。
うちの子は国際バカロレア(IB)教育を取り入れている幼稚園に通っているのですが、これは将来的にほかの国の学校に行ってもIBを取り入れている学校なら、単位をそのまま持っていけるシステムなんですね。
それと、UAEでは法律で、4歳以降の子どもはアラビア語の授業を受けないといけない決まりがあるので、授業で習う英語にアラビア語、家で話す日本語と、すでに3か国語を話せるトリリンガルです。
私は、子どもの成績を上げたいとか勉強ができるようになってほしいという気持ちよりも、語学を習得することでいろいろな国の人と触れ合って世界を広めてほしいという気持ちがあるので、そういう面でもとても満足しています」