別居直前には、過去に篠田が使っていたすでに解約済みのスマートフォンが、録音状態のまま寝室に仕掛けられていたという。
「麻里子がT氏問いつめたところ、すぐに自分が設置したと白状し、『自分の悪口を言われていると思ったので仕掛けた』と明かしたそうです。私たちは彼に対して、怒りとともに恐怖心を抱いています」
「不倫はまったくの事実無根」
こうして、篠田のスマホの“覗き見”以外にも、いろいろな行動で篠田のプライバシーに関するデータを集めていたT氏。そして昨年末に繰り出された暴露攻撃は、篠田だけでなく周囲まで巻き込み、かつ明らかな違法行為が含まれているものだった。
「麻里子が用意した陳述書は『T氏が目を疑うような内容』だったと一部メディアで報じられていますが、私たちは改めて裏付けを行い、その内容に嘘偽りがないことを確認している。こうした卑劣極まりないやり口に加えて、裏側では不当な金銭要求が繰り返されているのです。
私たちからすれば、T氏が行う麻里子へのプライバシー侵害や圧力行使に協力する勢力もまた、彼の脅迫行為に加担しているという認識。離婚問題に決着がついた後には、然るべき措置を取っていこうと考えています」
そして、騒動の一番のポイントである篠田の不倫に関して「まったくの事実無根で、T氏のでっち上げと考えている」と結論づけるに至った理由については、こう明かした。
「実は今年に入ってから、T氏からメディア関係者を含めた複数人に渡っている音声データの全貌を、私たちも入手しています。詳しい経緯はお答えしませんが、T氏の二転三転する言動や、脅迫じみや行為に疑問を抱くようになり、こちら側に寄り添ってくれた人間も存在するということです。これで私たちは、無実を訴える麻里子の言葉をただ信じ続けるだけでなく、改めてT氏の手元にある“不倫の証拠”がいかに陳腐なものだったかを知ることとなりました」
音声データをネット上で暴露するだけではなく、陳述書を書いてくれた一般人への圧力行為、一方的な動画撮影での脅迫……。T氏の異常とも言える行動の数々に、篠田のメンタルが疲弊し続けたことは言うまでもないーー。
※1月18日配信記事に続く