識者の見解も「完全にモラハラ」
「どう見ても“逆玉”の結婚なんですが、なのにT氏は常に篠田さんに対してものすごく偉そうというか……。『麻里子は芸能界しか知らない』『経営って分かる?』『あなたは俺がいないと何もできないじゃん』と、いつも見下すような態度で接していました。芸能活動にも否定的で『笑ってるだけでお金もらえていいよね』とバカにしていた。
でも、篠田さんの交際関係に関しては異常に嫉妬深く、それこそ共演しただけの俳優との男女の関係を疑うなんてことまでありました。スマホの覗き見も日常茶飯事で、彼にとっての“篠田麻里子の不倫疑惑”は今回に始まった話じゃないんです」(夫婦を知る関係者)
周囲には、篠田に対して離婚を勧める者も多かったというが、彼女自身はそんな未来など一切思い描かなかった。
「生活レベルを少しでもT氏に合わせようと、電車移動で長女を習い事に通わせたりしていて、トップアイドル時代の彼女を知っている人は衝撃を受けていました。夫婦ゲンカは結婚当初からずっとしていましたが、T氏は相手を焚きつけるのがうまい。流出している音声のように、事ある度に篠田さんを怒らせようとしているのが傍から見ていてもよくわかりました。
さらに、彼は“自分が悪い”ことは絶対に認めない上に、篠田さんが妥協しなければ話を進めることも拒否して『いいから認めろ』『そこはお前が悪いだろ』と繰り返し問い続けるんです。たとえ第三者が仲裁しても同じことになるので、ついには篠田さんも『もうわかったよ』と呆れて、いわれのない非でも認めてしまうことも」(同・前)
篠田夫婦の関係性について、夫婦問題研究家で離婚カウンセラーの岡野あつこさんに話を聞いた。
「相手がいちばん嫌がることを見抜いて、それを繰り返す行為は完全にモラハラです。篠田さんの旦那さんの場合は『芸能人だから経営がわからないだろ』と、妻を乏しめる言動は明らかなモラハラだと言えます。また、『悪いのはお前だろ』とか『いいから認めろ』といった言動を受けた側は『認めたほうが早い』と思って受け入れてしまうケースが多い。余計に相手を調子に乗らせてしまいます」
実際は”やり手の実業家”ではなく、裏では篠田に対するモラハラめいた言動を繰り返していたというT氏。夫婦関係が破綻するのは時間の問題だったのかもしれない。
1月25日配信記事に続く
岡野あつこ 夫婦問題研究家、公認心理師、離婚相談救急隊代表。『