「宝来鈴」を鳴らし高額当せんを祈願
2021年1月にリニューアルを行い、これまで以上に「ワクワクする売り場」に生まれ変わった立川ルミネチャンスセンター。売り場前では、凛とした鈴の音が鳴り響く。
「この鈴は『宝来鈴』といって、金運が上がる、宝が寄ってくるといわれる縁起物です。当売り場では、まるで当せんしたかのように楽しく、明るい気分でお帰りいただくために、お客様の幸運を願って宝来鈴を鳴らしながらお見送りをしているんです」
と、売り場ならではの工夫を教えてくれたのは、販売員歴12年近くの藤本洋子さん。藤本さんはジャンボ宝くじだけでなく、スクラッチでも大当たりに関わったことがあるという。
「先日、あるお客様にスクラッチを3枚ほど販売したのですが、その3枚の中に1000万円が入っていたのです」
そんな幸運の女神である藤本さんに、バレンタインジャンボを買うおすすめの日を聞いてみた。
「お誕生日や記念日など、その人にとっての大切な日に買うのもいいと思いますよ」
藤本洋子さん「立川ルミネチャンスセンター」東京都立川市曙町2-1-1
大きな当たりを引き寄せる神販売員“イットウ”さん
池袋東口西武線駅構内売り場は、これまでに数多くの高額当せんが出てきた都内屈指の人気販売所だ。
「売り場では必ず、『大きく当たりますように』と声をかけています。『大きく』というのがポイントで、『ぜひ1等を当てていただきたい!』という願いから、このようなお声がけをしているのです」
そう話すのは、「イットウさん」の愛称で親しまれる伊藤利奈さん。2018年のハロウィンジャンボでは、その名のとおり“1等”の3億円という、大きな当たりを呼び寄せた。
「名札にも『イットウ』と書いています。『当たるかしら……』とこぼすお客様には私の名札をお見せして、『きっとイットウが当たりますよ』と言うこともあります」
縁起の良い名前に加え、日頃から金運アップに御利益のある神社やパワースポットへ足を運び、自身の運気を高めているという伊藤さん。最近も、招き猫があしらわれたお守りを授かり、「自分用に購入した宝くじと一緒に持ち歩いたり、売り場に飾ったりしています」と話す。
「妊娠されている方や、楽しそうに買われていく方などは、当たりやすい傾向にある気がします。当売り場からバレンタインジャンボの高額当せんは久しく出ていないのですが、それは逆に言えば、そろそろチャンスの順番が回ってくるということなので狙い目です。今年のバレンタインは、チョコレートの代わりに宝くじを贈ってみてはいかがでしょう。大きな当たりが、2人の仲を取り持つキューピッドになってくれるかもしれません」
伊藤利奈さん「池袋東口西武線駅構内売り場」東京都豊島区南池袋1-28