キャバ嬢へのプレゼントも許せる?

編集部 『接待付き飲食店の女性にプレゼントを贈る』は疑似恋愛というか、ある意味でフラート的かもですね。浮気かどうかの意見はほぼ半々と、拮抗していました。

ワッコ 接待付き飲食店ってキャバクラとかガールズバーとかですよね。贈り物がどうかっていうより、そういうお店に行っていること自体に抵抗のある人も多いのかも。

 でも、好きなアイドルや俳優なんかの“推し”に貢ぐって行為自体は、女性でも結構あることかもしれませんよね。

清田 ファンタジーとして疑似恋愛を楽しむなら許せるって人もいそうだけど、ちゃんと説明してくれなかったり、お金の使い方としてどうなのってところで、不安に感じることはありそう。

 でも、そもそもキャバクラの女性にプレゼントを贈る人って、実際にそんなにいるのかな……。

ワッコ 私の周りにもほとんどいないですね。どっちかというと、「マッチングアプリで知り合った彼氏が、アプリを消去せずに残したまま。これって浮気!?」みたいな話のほうが“浮気あるある”としては多いかもしれない。

SNSは“湿気”のあるなしで浮気を疑う

編集部 それでいくと、『LINEなどSNSで頻繁にやりとりをする』という比較的新しい“浮気あるある”は、浮気と感じる人のほうが多数です。

ワッコ やりとりの頻度より、内容のほうが気になるかもしれませんね。なんか、文面に“湿気”があるかどうかって感じがします。

清田 ジトッとしたやりとりってイヤだよね(笑)。2人だけがわかるフレーズを多用していたり、『明日朝早くて起きれないかも』『え、じゃあ起こしてあげるよ』みたいな、どことなく親密な内容とか。

 現代って、コミュニケーションツールがものすごく多様で、メッセージアプリだけじゃなくてSNSにも会話の記録がいろいろと残ってる。パスワードロックの壁をひとつ越えた先に、浮気の証拠とか疑惑の種がウジャウジャあるってことは多いですよね。

ワッコ アプリで自分の友達から彼氏にメッセージを送らせて、浮気しないか泳がせる“おとり捜査”みたいな話もあるし、SNSでのささいなコメントについた絵文字に“湿気”を感じる人もいる。

 浮気を疑われないためには、もう疑心暗鬼ぐらいの感覚でいたほうがいい時代ですね。