節電のプロがオススメ!100均節電グッズ
費用は100円、効果は絶大! 丸山さんイチオシの節電グッズであったかな冬を過ごそう。
ソフト湯たんぽ/セリア
お湯を入れたらぽっかぽか
手先やお腹をじんわり温めてくれる湯たんぽ。縦16.5cmと持ち運びしやすいサイズで、家でも出先でも使いやすいのがうれしい。お湯を沸かすだけの、繰り返し使える節約の強い味方だ。
つなげて使えるアルミ断冷カーテン/ダイソー
窓からの冷気を遮断でお部屋あったか
窓からの冷気をシャットアウトするにはこれ。窓とカーテンの間につるすだけで保温性が大幅アップ。窓の大きさや形に合わせて自由にカスタマイズできる。
アルミ保温シート/キャン★ドゥ
浴槽にかぶせるだけで、追い焚きとはおさらば
浴槽のサイズに切ってお風呂の内ぶたにすれば、お湯を冷めにくくすることが可能。さらに、こたつの下に敷けば床からの放熱をカットして暖房効率のアップも。ガスや電気を使わず保温して、ムダなエネルギー消費を減らそう。
実は都市伝説!節電の誤解
その意識、もう古いかも……。今すぐ常識をアップデートしてムダを省こう!
「電気はこまめに消すよりつけっぱなしのほうがお得」!?
「電気はつけるときに一番電力を消費するので、短時間でのオンオフは電気代のムダ」という、大昔からささやかれている噂。
でも、それは白熱電球時代の話。性能の上がったLEDであればこまめに消すべき。1分以上離席するなら潔く電気を消してしまったほうがおトク!
「電気料金は深夜が安い」!?
多くの主婦に今も根付くこのイメージ、実は、原子力発電が主流だったころの名残なのだとか。電力需要に合わせて出力を調整するのが難しい原発では、深夜に余剰電力が発生してしまう。
そのため、夜に多く電気を利用してもらうために、深夜に電気料金を割引く制度があったのだ。現在はプランにもよるが、時間帯によって電気代が変わることはほぼない。「夜は安い」は幻想なのだ!
「冬の冷蔵庫の設定は“弱”で十分」!?
よほど古いものを使っているならともかく、最新家電の“自動”設定を信じるべし! 今の冷蔵庫の多くには、家族の生活パターンを勝手に読み取り、時間帯や内容量によって温度や冷やし方を変えるという機能がついている。
節電を考えるなら、10年以上前の冷蔵庫は買い替えて、自動で楽に節電しよう。
(取材・文/大野瑞紀)