秋山さんも実践!水道代下げるテク
1. お風呂の残り湯は最大限使い回し
一般的に、湯船にたっぷりとお湯を張ったときの1回の水量は約200リットル!
「まずためる水量を減らしたうえで、残りを洗濯に使えれば、浮く金額も大きいです」
残り湯洗濯で気になるのがニオイだが、「洗い」だけに使用し、「すすぎ」は水道水にすれば気にならない。
また、汚れがひどいものを洗濯機に入れる前、予洗いに残り湯を使うのもうってつけ。
2. トイレタンク内に「ウォーターセーバー」や「節水リング」
「これはいわば、タンク内の排水弁の上に置いておく重りのようなもの。トイレを流すときに開く排水弁に、重りを乗せて早めに閉じさせることで水が節約できます」
排水弁のゆるみによるチョロチョロ無駄流れも防げるのでおすすめ。
3. 節水シャワーヘッドは機能性も節約も両方かなう優れもの
水を少なくしながらも水圧を上げてくれる。空気が水の中にまざることで水の粒も大きくなるので、使ったときの違和感もナシ!
安いものなら、1000~3000円台で購入可能。
4. 台所の蛇口には節水アダプターをつける
蛇口の先に取り付けるだけのパーツで、30~50%の節水効果アリ!
「細かい気泡が入ることで、水量が減るだけでなく洗い物の汚れも落としやすくなります」
安いものだと、ホームセンターやネットで500~1000円程度とコスパ良し。
5. 節水家電に買い替える
節水機能のある家電を買って、長い目で節水効果を狙う手も。
「食洗機を使えば、手洗いと比べて年間の水道代を6000円以上節約できる場合もあります。また、洗濯機は縦型よりドラム式が節水効果大です」
次に家電を買い替えるときは、節水率も大いに気にしたい。
教えてくれたのは……秋山芳生さん●FPとして年間1000件以上の家計相談を受ける。終活ベンチャー企業「よりそう」で執行役員を務める傍ら講演やYouTuberとしても活躍中。
(取材・文/オフィス三銃士)