一方で今回の炎上騒動に対して、高校生をネットに晒したガレソ氏を糾弾する動きも一部で出ていたようだ。
《滝沢ガレソ、軽ーい判断で一人の人生を余裕で潰せるレベルに到達してるしそろそろ永久凍結ぐらいにしておいた方がいい》
中でもバズっていたのが、ガレソ氏のツイートが“ひとりの人生を変えてしまう”ほどの影響力を持っていること、さらにアカウントの“永久凍結”を唱えた上記のツイート。
未成年者のニュースは慎重に扱う
するとガレソ氏は3月13日、自身のツイッターで当該ツイートを引用しては、《※皆さんの意見をリプで頂けると今後の運営方針の参考にさせていただきます》と投稿。数時間後に改めて更新すると、
《沢山のご意見ありがとうございます。
皆様のご意見を参考に、これまでに滝沢が投稿した『未成年者をモザイク無しで取り扱ったツイート(3.11被災者への誹謗中傷事件/舐めロー事件etc)』を削除しました。今後についても未成年者に関するニュースは特に慎重に取り扱います。今後とも滝沢をよろしくです!》
寄せられたという意見に沿って、被災者を侮辱したとされる高校生、そしてスシロー騒動の少年に関する投稿を全て削除。さらには今後、未成年が関連するニュースを取り扱う際の改善点を報告したのだった。
「他者に危害、損害を与える恐れがあった“ペロペロ少年”は擁護できませんが、高校を自主退学したとの報道も。そして今回の高校生の場合は、被災者への配慮や倫理観に欠けた非常識な言動だったとはいえ、明確な犯罪行為とは言えない部分もあります。
また、いくら迷惑行為といえども、素顔や素性をSNSに晒して拡散させることは、逆にプライバシーの侵害に問われる可能性もあるわけで、さらに未成年とあれば報道機関同様に情報や“ニュース”の扱いを注意すべきと判断したのでしょう。
それでも2022年10月にプロバイダ責任制限法が改正されましたが、まだまだSNSに関する明確な法整備がなされているとは言えない現状。たとえガレソ氏が配慮したとしても、新たな私刑“執行人”による裁きがこれからも続くのではないでしょうか」(前出・ITライター)
法律の問題云々よりも、人としての常識や倫理観を持ち合わせることが先に思えるがーー。