大きな不安とさみしさの中をさすらっている
離婚後に出演した『バラ色ダンディ』(MXテレビ)で、またマッチングアプリを始めたことを明かしていたなぎこ。人によっては彼女を「自由奔放な人」と見るかもしれませんが、アダルトチルドレンの特性に照らし合わせてみると、彼女は大きな不安とさみしさの中をさすらっているように見えてしまうのです。
なぎこはお母さんの「母親らしくない行動」に傷つけられてきましたが、複数回の婚歴、定まらない異性関係、摂食障害を持っているという意味で、よく似ています。アダルトチルドレンは世代伝承する傾向があり、アダルトチルドレンの親がアダルトチルドレンである可能性は高いとされています。なぎこのお母さんも、何かつらい過去があったのかもしれません。
子どもの頃から、家の中でファミリーヒーローという役を演じさせられてきたなぎこにとって、女優という仕事は天職でしょうし、バラエティ番組で「おかしなオンナ」を演じることなんて朝飯前なのかもしれません。彼女がなぜ短期間で結婚と離婚を繰り返すのかを決めつけるつもりは毛頭ありませんが、世の中には「ヤバい家族」というものがいて、生きづらさを植え付けられてしまう人がいることを知ってほしい気になるのでした。