‘22年11月にサンフランシスコのOpenAI社が生み出した、日本でも話題のAIチャットボット・ChatGPT。テキスト入力用スペースに質問などを入れると「回答」という形で文書を作成してくれるサービスだ。

〈チャットGTP、何から何まで間違える>

 そんな最新AIの回答に対して嘆きツイートをしたのは、『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)や『電波少年』(日本テレビ系)などでブレイク。'90年代に活躍したお笑いコンビ・松本ハウスのハウス加賀谷だ。

 ツイートに添付された回答のスクリーンショットには、ハウス加賀谷についてこう説明されていた。

《お笑いコンビ「カンニング」のメンバーとして活躍していました。(中略)カンニングの相方は、川島明(通称:カンニング竹山)です。(中略)しかし、2000年にハウス加賀谷が芸能界を引退したことで、カンニングは解散しました》

《ハウス加賀谷は、芸能界引退後は、一般企業に勤務する傍ら、講演活動なども行っています。また、2019年には、カンニング竹山とともに、一夜限りのカムバックを果たし、ファンから大きな注目を集めました》

 またリプライには、ファンが検索した新たなハウス加賀谷の回答も添えられていたが……。

《ハウス加賀谷はお笑いコンビ「ジョイマン」のメンバーの1人です。(中略)自身がMCを務めるラジオ番組「ジョイマンのドッキドキ!大冒険!!」(TOKYO FM)では、リスナーからの悩みに答えたり、自身のプライベートなエピソードを披露するなど、親しいやすい一面も見せています》

 と、今度は架空の番組などを交えながら、ジョイマンのメンバーとして紹介されていた。

「現在、同じ事務所に所属するカンニング竹山さんが登場したり、ジョイマンも1度はブレイクするもテレビから消えた経験があるなど、絶妙にかすっている間違い具合が面白いですよね。またジョイマン高木さんも加賀谷さんも、衣装は白のシャツで胸元が少しはだけている……という共通点も(笑)。

 加賀谷さんは ‘99年に統合失調症との診断を受けて芸能活動を休止した経験があり、現在はその体験をもとに講演活動も行っているので、正しい情報もあります」(お笑いライター)

 日本ではサービスが普及したばかりとあり、回答の精度はまだ決して高いとは言えないが、“エンタメ”として楽しむのはありかもしれない。