もうひとりの“サクラ”は新宿区に住む青木真彩容疑者(20)。歌舞伎町からほど近い場所に築1年、11階建て、ワンルームのマンションで暮らしていた。家賃は月13万円近く、いかにぼったくりの手助けで得られる報酬が高かったかがうかがい知れる。取材を進めると、さらにその素性が見えてきた。

「青木容疑者は、もともと歌舞伎町のキャバクラで働いていたようです。現場から自宅が近かったのも納得ですね」(前出・全国紙社会部記者)

SNSでセレブ生活を発信

 熊倉容疑者と違い、以前から“夜の世界”に身を置いていたという。加えて、彼女の生活ぶりについてこんな話が。

「“夜職”をやっていたのは知っていたけど、こんなことになるなんて……つい先月までインスタグラムも変わらず更新していたから、ニュースを見たときは驚きました」(青木容疑者の知人)

ぼったくりバーが入っていたと思われる雑居ビル
ぼったくりバーが入っていたと思われる雑居ビル
【写真】高級宿の温泉を満喫する青木真彩容疑者

 青木容疑者のSNSはどんな内容だったのか。

自撮り写真がほとんどで、《アイドル系》《清楚系》なんて言葉を添えたり、ハロウィンのときには胸元が大きく開いたセクシーなコスプレ姿も投稿していました。遊園地に行った様子なんかもアップしていて、いわゆる“インフルエンサー”的な雰囲気。歌舞伎町のお店の女の子と一緒に写っていることも多かったですね。

 また、あるときは1人あたり4〜5万円もする高級寿司や焼き鳥店に行ったり、有名温泉地にある高級温泉宿を満喫する様子もアップしていました。夜職のお店で稼いだお金なのかなと思っていたけど、今考えると違う“収入源”だったのかも……」(同・知人)

 眩く映る豪華な“セレブ生活”の裏には、知られざる影があったようだ――。