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ー 候補者を直撃すると…
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ー “炎上系インフルエンサー”も参戦

 4月23日に投票日が迫る統一地方選挙の後半戦。候補者たちによる選挙活動が白熱する中、一部で注目を集めている地区がある。

 東京・武蔵野市――。首都圏「住みたい街ランキング」で例年、上位に選ばれる『吉祥寺』は同市に含まれているのだが、そこは異様な事態に陥っているというのだ。

 ことの発端は、あるツイート。候補者のポスターを写した画像に《武蔵野市》とのコメントが添えられていた。その画像に収められていたのが、3人の“ユニーク”な候補者たち……。

候補者を直撃すると…

 1人目の候補者は、『NHK党』のキクタケ進氏。ポスターには《NHK党公認》と記載されており、立花孝志氏とガッチリ手を組んでいる。

「年金生活者の受信料を無料にし、NHKから国民を守る政党です」

 とアピール。さらに、

「お困りの方、お気軽にお電話ください!!」

 と本人らしき電話番号も記載されていた。そこで、その番号に電話をかけてみると、キクタケ氏本人が電話に出た。

 ポスターに電話番号を載せたのは、

「受信料や悪質な集金でお困りの方に、いち早く対応できるように、僕の携帯番号を書いているんです。実際に相談の電話もありますよ!」

 とのこと。