第86回 小島瑠璃子
タレント・小島瑠璃子(以下、こじるり)が株式会社Habitatを経営する実業家・北村功太氏と極秘結婚していたと「文春オンライン」が報じています。人気タレントの結婚とあって、フツウなら祝福のコメントであふれそうなものですが、どうも風向きはそうではない。なぜなら、「文春オンライン」によると、北村氏がこじるりと出会ったときには既婚者だったから。北村氏ご本人は「前回の結婚との重複機関については、明確に否定させていただきます」とコメントしていますが、かぶっているのかいないのかを証明する手段はありません。こうなると、人は印象で物を言いがちです。
もしかして、こじるりが略奪した?
結婚した方の過去をほじくり返してなんですが、こじるりはかつて漫画家・原泰久氏との交際が報道されたことがありました。大人気漫画「キングダム」の作者と人気タレントという人気者同士のカップルでしたが、原氏は家庭でのエピソードを披露していたことから、「原センセイはいつ離婚したの? もしかして、こじるりが略奪した?」という決めつけにつながっていきます。その上、今回の結婚でも「夫と知り合った時、彼は妻帯者だった」となると、「また?」と感じる人もいるでしょうし、「人のオトコを盗るのが好きなヤバい女」という決めつけがますます強固になり、祝福ムードとはほど遠くなってしまうのでしょう。
こじるりの最大の能力とは、「人の気持ちがわからないこと」だと私は思っています。
こじるりが「あちこちオードリー」(テレビ東京)に出演した際、司会のオードリー・若林正恭が「こじるりって番組のスタッフが求めていることと視聴者が求めていることが感覚で瞬時にわかる」と分析したことがありました。こじるりは「スタッフさんのほうはわかるんですけど、視聴者のほうはわからないかも」「だから、びっくりするところで炎上するし」と「仕事で関わる人の気持ちはわかるけれど、それ以外の人の気持ちはわからない」と発言していました。