4年前の缶詰も食べて平気なことに驚いた!
また、食材を使う時だけでなく、買い物や保存の段階から、食品ロスについて考えている。
「消費期限や賞味期限内にきちんと食べ切るために、自分が管理できる量、食べ切れる量を把握して買うことがフードロスをなくす第一歩だと思います」
一方で、もし賞味期限が切れたとしても“早めに食べれば大丈夫”という寛容な気持ちで過ごすことも大切。
「南極に保管されている缶詰などは、基本的に賞味期限切れ。13年前の缶詰が見つかったこともありました。4年ほど前のものだと“新しい!”と隊員同士で言い合ったり(笑)。
缶詰は、中の液体が濁っておらず、変なニオイがなければ大丈夫という判断で食べていたので、あまり期限にとらわれなくなりました」
今は、スーパーの見切り品コーナーを上手に活用し、無理しない範囲で“まだ食べられるのに捨てられてしまうもの”を減らす暮らしを心がけている。
「きちんと食べ切ることは、環境への配慮だけでなく、買ったもののパフォーマンスを最大に活かすという点で節約にもつながると思います!」