Mは4年ほど前から、猿之助が携わる舞台に出演するようになり、メインに起用されることも。近年の仕事は「基本的に“猿之助さん絡み”と言っていい」(前・同)ようだ。

「M氏のこれまでの出演歴を見ても、猿之助さんと知り合ってから、一気に仕事が増えている印象です。『スーパー歌舞伎II 新版オグリ』(2019年)や歌舞伎座三月大歌舞伎『新・三国志 関羽篇』(2022年)、また『猿之助と愉快な仲間たち』(2022年~)シリーズには第一回公演から参加しています。

 特筆すべきは、M氏だけでなく、M氏の父親もまた、昨今、猿之助さん関連の舞台に多数出演している点。M氏の父親は1970~80年代、テレビや映画界で活躍した俳優なのですが、公式サイトを見ると、昨年から今年にかけてだけでも、猿之助さんの携わる舞台に7作も参加しているんです。M氏と父親が共演する機会もあり、M氏のインスタグラムには、衣装を身にまとった父子のツーショットも投稿されています」(前・同)

 猿之助とMが出会ったきっかけは、猿之助と父親の共演という報道もあったが、「M氏は父ともども猿之助さんから特別扱いを受けていたという可能性もある」(前・同)という。

5月3日から28日まで明治座で行われていた猿之助主演の舞台。19日以降は團子が代役を務めた
5月3日から28日まで明治座で行われていた猿之助主演の舞台。19日以降は團子が代役を務めた
【写真】「親子でお世話に…」市川猿之助の恋人Mと父親のツーショット

「もちろん猿之助さんが、M氏との関係を抜きに、父親の実力を買って起用していたとも考えられるだけに、断言はできませんが……少なくとも、M氏父子が、猿之助さんの“お世話になっていた”というのは間違いない。

 そういった家族ぐるみの関係性があるにもかかわらず、『文春』の直撃に対し、あんなにも冷たい受け答えをするとは、猿之助さんファンの心証は悪いはず。M氏のインスタグラムには、事件後、応援のメッセージが寄せられていましたが、こういった言葉も、M氏にとっては煩わしいものでしかなかったのでしょうか」(前・同)

 猿之助は、Mの≪関係ありませんね≫という言葉を、今どのように受け止めているのだろうか――。