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ー 参加予定だったモデルが実名告白
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ー 好きでやっている仕事がどんどん禁止されていく

 埼玉県の県営プールにて行われる予定だった水着撮影会が相次いで中止に。撤回を求める署名運動が起こるなど、波紋を呼んでいる。

 川越水上公園では、6月10日の『フレッシュ撮影会』と11日の『はなまる2023大プール撮影会』が、しらこばと水上公園では10日の『ミスヤングアニマルオーディションセミファイナルプール撮影会』が中止を発表。さらに、しらこばと水上公園で24日、25日に開催予定だった“国内最大級の水着の祭典”を謳う『近代麻雀水着祭2023』も中止となった。

参加予定だったモデルが実名告白

 いずれも会場の都合というのが理由。

 だが、近代麻雀水着祭については、8日に日本共産党埼玉県委員会ジェンダー平等委員会と日本共産党埼玉県議会議員団が、入場料が1万円から3万6千円と高額であることや、過去の同イベントにおいて、水着姿の女性がわいせつなポーズやわいせつなしぐさで撮影されていることが、明らかに「性の商品化」を目的にしているということを理由に、都市公園法第1条に反するとして、貸し出しを禁止するよう県に申し入れていた。

 その翌日から立て続けに中止が発表されると、日本共産党埼玉県議会議員団のTwitterには、

《表現の自由は守られるべき》

 などといった反論意見が続々と寄せられる事態に。これを受け、同県の大野元裕知事は自身のTwitterにて、

主催者に対し過激な露出の水着やポーズを禁止することを条件に許可していました。しかし、過去の撮影会の参加者のネット投稿内容等から、主催者が許可条件に反する行為を行っていたことが判明したため、協会では今後同様の撮影会は許可しないこととしたと聞いています

 と経緯を説明したが、結果的に仕事を奪われる形になったグラビアアイドルたちからSNSで反論が多数投稿される事態となっている。

 突然の中止という事態にアイドルたちは何を思ったのか。近代麻雀水着祭に出演するはずだった元グラビアアイドル、現セクシー女優の稲森美優(みゆう)さんに話を聞いたところ……。

「‘18年の立ち上げ当初からこちらの撮影会に参加していたので、とても驚きました。このイベントは、夏の風物詩として親しまれていていますし、100人以上のファンの方が来られるため、モデル側も会えるのを楽しみにしている撮影イベントでした。

 撮影会禁止については、何年も行っていたので、“なぜ、急に?”という気持ちが強いです。普段は室内で撮影会をしているモデルもこのイベントに限っては開園前の貸し切ったプールで水着の夏らしい写真を撮ってもらうことができる、モデルである私たちにとってもうれしいイベントです」

 今回、撮影会が禁止になった原因は、開催の条件であった“過激な露出の水着やポーズ”が守られていなかったからとされているが、実際はどうだったのか。

「過激な水着やポーズの線引きは人それぞれなのでとても難しく、撮影会の主催者によって厳しさのラインが違うので一概にはわかりません。ですが、ガッツリM字開脚をしたり、水着をずらしての撮影など、露骨で下品なポーズをとるモデルは見かけません。

 水着を着ていても、あくまでモデルですので、エロくて下品な写真を撮ってもらいたいわけではないです。綺麗で可愛くポージングしたものを後からデータでもらい、長くSNSで使っていきたい女の子が多いのではないかと思います」