6位は元V6の岡田准一(42)の妻・宮崎あおい(37)で、「かわいいから」という理由が多かった。「女優さんの活動を最近あまり見ない気がするけど、ナレーションを頑張っているところが、家族を大事にしているのだろうなと感じさせられて、好感が持てる」(東京都・58歳)と、ここでもテレビ出演をセーブしている点が好ましく思われていた。この傾向は、9位の石川秀美(56)・夫は元シブがき隊の薬丸裕英(57)や10位の白石美帆(44)・夫は元V6の長野博(50)でも見られた。
芸能界の荒波を乗り越える処世術
最後に、12位の漫才師・海原ともこ(51)に触れておきたい。夫は前田耕陽(54)で、男闘呼組は2022年、約30年ぶりに再始動、現在8月のフィナーレに向けて全国ツアー中だ。海原を推す理由としては「おもしろい」がダントツに多かった。しかも大阪府、兵庫県の人たちの票が多数で、関西での人気ぶりを見せつけた。
さて、全体を通して好感度の理由に多く挙げられていたのは何か。見た目の美しさやかわいさのほか、サバサバしているといった人柄や、女優業やタレント業の実力を認める声がほぼ共通していた。それに加え、「家庭を大切にしている」「夫を支えている」も多く見受けられた。また、「ジャニーズの話をしない」「夫がジャニーズだと思わせない」というファンへの配慮が感じられる理由もまんべんなく書かれていた。
「芸能界では良いことも悪いことも、けなされることも干されることもあります。しかし、それを乗り越えられる処世術のある人が、このランキングで上位に入っていると思う。たとえ結婚や恋愛をしていなくても、好感度が高い人たちだと思います」(野呂さん)
浮き沈みの激しい芸能界で活躍するのは大変なこと。そのうえ、おそらく結婚までのハードルが特に高いであろうジャニーズのタレントと結婚し、妻を続けていくのは至難の業だと思われる。憧れやうらやましさから、妬まれることもあるだろう。なのに好感度まで高く維持する妻たちには、もはや尊敬の念しかありません!