鳥羽シェフの公式Twitterでは“広末愛”を爆発させていた
鳥羽シェフの公式Twitterでは“広末愛”を爆発させていた
【写真】『フジロック』デートを楽しむ、ラブラブだった頃の広末とキャンドル氏

 すると世論感情を汲んでだろうか、『QBB』ベビーチーズなどの人気商品で知られる六甲バター株式会社は、公式サイトで4月に締結したばかりの鳥羽シェフとの契約解除を発表。2025年の大阪・関西万博も絡んだコラボプロジェクトも白紙に戻してみせた。

 この前にも、シェフが務めていた『とだPR大使』を退任したことを埼玉県戸田市が発表し、6月27日に放送予定だったNHK『きょうの料理』が内容変更されたことが確認されている。同週のレシピ担当は鳥羽シェフだった。

 さらに健康食品などの製造、販売を手掛ける『ユーグレナ』も契約解除、“コーポレートシェフ”の職を解いたことを公式サイトで伝えた。鳥羽シェフを取り巻く環境に大きな変化が起き始めている。

企業、消費者の“鳥羽離れ”加速か

「キャンドルさんの会見で風向きが変わりつつあります」とは、コラボマーケティングに詳しい広告代理店営業スタッフ。

「人気シェフの元には企業からのコラボオファーがひっきりなしでしたが、それを主導していたのがテレビや企業案件に強い大手広告代理店のグループ会社だったとも言われています。ですが不倫騒動はもちろんのこと、その後の対応がまずかった。

 特に不倫スキャンダルを嫌う女性層からのイメージダウンは避けられず、今後はコラボに手を挙げる企業も減少するかもしれませんし、迂闊に露出させるのも得策ではありません。料理界に新風を吹かせた鳥羽さんですが、一転して企業の、そして消費者の“鳥羽離れ”が加速しそう」

 5月に番組出演してグルメコラボ企画をスタートさせた『サンデー・ジャポン』(TBS系)には、迅速に謝罪コメントを提供する“神対応”を見せていた鳥羽シェフ。表の対応と裏の対応では違うということだろうか。