殴る蹴る、強制丸刈り、顔を火あぶり…
「僕の髪をつかんで引きずりまわして、何十発も殴ったり蹴ったり……。木材を燃やすために半分に切られたドラム缶があったのですが、火が燃えているその場所に僕の顔を近づけもしました。暴力中に言っていたのが、“俺の女に手、出したな”“俺の女だぞ”と。また、“おまえ、給料なしで被災地行けんのか?”とか……。“なんで丸めてこねぇんだよ?”と、その場でバリカンで虎刈りみたいにされました。切った髪をドラム缶で燃やしていました」
男性はただ謝り続けるしかなかった。結果的に全治2か月ほどの重傷を負った。しかし、解放された後も……。
「その日以降も彼から“お前、ここにいるから来いよ”とか、脅すようなメールがたくさん来るようになって。自分があるイベントに参加するときには、開催前に“そこ行くからちょっと待ってろ”とか。何かされると思って、警察に相談したこともあります」
当然ながら暴行を受けて以降、男性からキャンドル氏に連絡を取ることも、会うこともしていない。ただ何十件もの非通知の着信があったため、キャンドル氏を着信拒否、非通知も着信拒否設定をした。だがその後、キャンドル氏から男性宛てに「番号を変えただろう」というメールが届いたという。
日常的に男性へのハラスメントはあったのか。
「暴行以前は僕に対してはほとんどありませんでしたね。ただほかのスタッフへの暴言はありましたし、殴ったり、丸刈りにしたりすることは何度かありました」