男性のほうが突然死のリスクが高い理由

・身体を暑さに慣らしておく

 夏バテや熱中症を予防するためにも、エアコンは適度につける必要があるが、涼しい空間にばかりいると、いざ炎天下で活動するときに、身体には大きなストレスが。いまのうちから、暑さに身体を慣らしておくのも対策のひとつ。

・体力、気力、年齢を過信しない

 男性のほうが突然死のリスクが高い理由には、体力や気力、年齢への過信から無理をしてしまうことがある。今年は、ここ数年我慢していたレジャーで羽目をはずしやすい環境も整っているので、計画の時点から、無理をしないよう心がけて。

・つねに水分を持ち歩く

水分をつねに持ち歩いていると、どのくらい水分を補給したかも把握できる。のどが渇いたときはもちろん、1~2時間に一度は200mlの水分をとるといった習慣化も脱水予防に効果的。

・適正な体重を保つ

 痩せすぎの人は身体の水分量が少ないために注意が必要だが、太りすぎも動脈硬化を進行させることは間違いない。一般的にいちばん長生きするといわれているBMI24~25までが適正体重の目安。肥満ぎみの人は適正体重に近づけたい。

・たばこをやめる

 がんはもちろんのこと、突然死を招く循環器系の疾患やそれらを引き起こす生活習慣病など、これまでに散々いわれてきたように、たばこはあらゆる病気の元凶となる。必要であれば、禁煙外来の受診も検討して。