目次
Page 1
ー 「800億円」史上最高額契約の噂も
Page 2
ー 気になる事業内容は
Page 3
ー 結婚は「引退後」

 

 メジャーリーグの“夏の風物詩”であるトレード・デッドライン。シーズン前半戦を終えた時点で、プレーオフを目指して選手を獲得するのか、それとも今年は諦めて主力選手を放出し、来年以降に向けて有望株を獲得するのか─。日本より選手の移籍が活発なメジャーで、さまざまな報道や臆測が飛び交う中心にいたのは、大谷翔平だった。

「今シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となる大谷選手はトレード市場の目玉。しかし、所属するエンゼルスがプレーオフを目指す意思を固め、投手陣を補強したことで大谷選手がトレードされるという噂は沈静化しました」(スポーツ紙記者、以下同)

「800億円」史上最高額契約の噂も

 エンゼルスが投手2人の補強を行った翌日、日本時間7月28日に行われたダブルヘッダーで、大谷は第一試合で投手として完封勝利。その約1時間後に始まった第二試合では、指名打者として2打席連続でホームランを打つ大車輪の活躍。

試合後のインタビューでは、“すっきり臨めた”“最後までこのチームでプレーオフを目指したい”と語っていました。これで、トレードに気を取られることなく試合に集中できるでしょう」

 とはいえ、FAでエンゼルスを去る可能性は消えたわけではない。800億円近くというメジャー史上最高額の契約も噂されており、勝利にこだわる大谷はどの球団を選ぶのか。10年以上の長期契約が見込まれて、移籍先の球団で残りの野球人生をまっとうする可能性もあるという。

 FAに向けて注目は高まるばかりだが、その先のキャリアについて大谷はどう考えているのか。実は、その大きなヒントになる“会社”が日本に存在していた。