がん保険とがん特約、使い分けのポイントは
ここからはがん保険に関する疑問をひもときながら、見直しのヒントを探っていく。
がんの保障は医療保険にがん特約をつける形でもカバーできる。がん保険とがん特約、どう使い分ければいい?
「手厚い保障を望むならがん保険、そこまで望まないならがん特約と捉えがちですが、その認識が正しいのは数年前までのこと。近年では医療保険に付加する各種のがん特約でも、がん保険の保障と遜色ないものが登場しています。
したがって、医療保険+がん特約の1本で備えるのも選択肢のひとつです。がん特約では得られないがん保険の魅力には付帯サービスがあります。
セカンドオピニオンサービスや心のケアを行う健康相談サービスなどがそう。こういった付帯サービスを求める場合は、がん保険を軸にすればいいでしょう」
がん保険見直しのポイント5
□上皮内がんの保障はあるか
□診断一時金は複数回受け取れるか
□健康保険適用外の治療もカバーできるか
□入院保障より通院保障・収入ダウンに配慮しているか
□セカンドオピニオンサービスや健康相談はあるか
使い勝手のいいがん保険は上記を含む幅広い保障を選べる。月の保険料予算を決め、その範囲内で必要保障をセレクトしよう。