「1」の気持ちが万倍にも膨らむことを期待して──。一粒万倍日と天赦日と大安が重なった、'23年で最強の開運日といわれる8月4日、羽生結弦が結婚を発表した。
羽生結弦「1」のこだわりと「チームゆづ」愛
「自身のSNSに《応援してくださっている皆さま》という書き出しで結婚を報告し、直筆の署名を入れた文書を投稿しました。ただ、これまでの経緯やお相手の素性はいっさい明かさない、唐突すぎる発表で、羽生さんらしい“今後もスケートを進化させる”といった決意表明をしていました」(スポーツ紙記者)
《羽生結婚》《ゆづ結婚》などの関連ワードが瞬く間にトレンド入りし、大きな注目を集めた。その中には《誰と結婚》というワードも。
「同僚スケーターや近しいスタッフの間でも、彼が結婚すること自体、ほとんど知られていませんでした。そのため、お相手を知っているのも、ごく少数のかなり近しい人だけでしょう」(フィギュアスケート関係者)
別の関係者は“結婚したこと”以外にも、驚いたことがあったという。
「羽生家では“現役選手の間は交際禁止”というルールがあったんです。こっそり淡い恋心を抱いた相手はいたようですが、お母さんがなるべく女の子を遠ざけていたようで(笑)。昨年プロに転向したことで、女性との交際が“解禁”されたのかも」
羽生が結婚を発表したのは、夜11時11分だった。
「ズバリ、羽生さんのこだわりでしょう。競技会での“1位”を目指し、1が並ぶ時間に合わせて大会の会場入りすることもありました。プロ転向後は、昼の11時11分に初の単独アイスショー開催を発表したり、YouTubeに初めて投稿された動画の長さも、1分11秒でした」(前出・スポーツ紙記者)
そして、新たな“1人”が羽生の家族となった。
「これまで“1番”を目指し続けた羽生さんのスケート人生は、家族が一丸となって支えてきました。カナダのトロントを練習拠点にしていた際は、お母さんも一緒に移り住み、食事の管理や身の回りの世話も担当しました。
思春期に“遠征で泊まるホテルぐらいは別にしたい!”と、水面下で関係者に懇願したこともあったようですが、今は全幅の信頼を置いています」(羽生家の知人、以下同)
コロナ禍で日本に拠点を戻すと……。
「帰国後はお父さんもサポートに加わり、練習場への送迎を行っていました。お父さんは今年3月に中学校の校長を定年退職。本格的に“チームゆづ”に加わっていますよ」
プロ転向後も加速し続ける羽生を支えたい気持ちは、新妻も同じ。それが、今回の結婚発表に表れているという。
「“羽生結弦の結婚相手”というだけで、どうしても注目が集まってしまいます。ただ、羽生さんたちとしては、妻ではなく“羽生結弦のスケート”を見てほしい。“チームゆづ”は羽生さん中心ながら、妻も含めて互いを思い合う家族愛でつながっているんです」
“1番”の幸せ者になれますように!