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ー 外せない“元SPEED”の冠
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ー 上原や今井より「チャンスある」

 

《素敵なおとな女子》

《メガネ美人過ぎですわ》

 と、ファンから称賛の声が集まったのは、元SPEEDの島袋寛子(39)。11月11日に自身のインスタに近影を公開すると、冒頭のような書き込みが相次いだ。その中には、

《あの小学生だった寛子が……》

 といった声もちらほら。ファンの中では、時がSPEED時代のままで止まっている人もいるようだ。

外せない“元SPEED”の冠

「それは仕方のないこと」

 と言うのは、芸能評論家の宝泉薫さん。続けて、

SPEEDは社会現象にまでなったグループ。彼女たちは10代で“伝説”を作ってしまいました。その“伝説”を超えることをしない限り、ファンの中でメンバーのイメージは変わらないでしょう」

 デビュー当時、メンバーの島袋寛子、今井絵理子は小学生。上原多香子、新垣仁絵は中学生で平均年齢は13・5歳だった。そんな少女たちが音楽シーンでミリオンやダブルミリオンを連発した。

「今の彼女たちを紹介するとき“元SPEED”という冠は外せません。それ以上の肩書がないからです。SPEEDという存在に対する“上書き”が4人ともできていないからです」(宝泉さん、以下同)